水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年04月04日(日) 宮部みゆき『おたすけぶち』

予定通り、「緋迷宮」(祥伝社文庫)に飛び込みました!これも10編のアンソロジー。
スタートは宮部みゆきです。ウフッ、ふれしいぃ〜♪(←ふふっ+うれしい)

『おたすけぶち』というタイトルから時代小説かと思ったら、ぜんぜん違う、、
ちょっと変わった、少しヒネリが効いたミステリーホラーなのです。
山道の途中にある事故多発地帯のカーブ。運転を誤ると、そう、車は深い淵に・・。
地元の人たちが“おたすけ淵”と呼ぶ場所に、とんでもない秘密が!

山道での車の事故=スピード出し過ぎ、と考えるのは、あまりに短絡的ですよね。
でも、ほとんどの人は、事故のニュースを耳にした時に、その原因をスピードと
結びつけるのではないでしょうか。。思い込みで、事故を完結させようとする気が
します。

日本のどこかに、ありそうな気がしてくる『おたすけぶち』。
怖い結末を知ったら、山道の運転に臆病になるかも。


水野はるか |MAIL
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