水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2004年02月15日(日) |
菅浩江『鮮やかなあの色を』 |
テーマである離人感という言葉を小説で目にしたのは初めてです。 離人感とは、鬱の一端で、簡単に説明すると、人と離れてしまった感じのことで、 (あぅ、これじゃあまりに簡単すぎ)自分自身・自己の身体・自分のまわりの事物に ついて、生き生きとした現実感が感じられず、自己に疎遠なものとしか感じられない 感覚なのだとか。。原因はストレス?のように思える主人公の細やかな性格に ハラハラしっぱなし。
心を病みつつあるOLの日常を覗いていたつもりが、途中からSFチックに! その切り返しの鮮やかなこと、面白さ急上昇。うーん、こういう手があったとは! 缶入りの美味しいクッキーを食べていたら、紙の下にもう一段クッキーが並んでる のを発見した嬉しさに似てます〜。笑
心が晴れると、空もきれいに見えますよね。 凹んでいると、何を見ても、つまらなかったり。。 つまりは自分の気持ち次第ということで・・明日もはりきっていきましょ♪
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