水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
| 2002年05月29日(水) |
内館牧子著『夢はにほへと』 |
手紙をテーマにした6編の短編集「別れの手紙」(角川文庫)を読んでおります。 実は、先週末に、ある推理小説を読んだのですが、読後感につらいものが ありまして・・トリック・推理共良くできたものでしたが、思い切って 図書室では回避することにしました。
「別れの手紙」を選んだのは、裏表紙に「さわやかな恋愛小説集」とあった からで、一年で一番気持ち良く過ごせるこの季節にぴったりではありませんか、 さわやかな恋愛〜いいわぁんと、本屋さんで、ほわんほわんしました。
が、
昨夜読んだ『夢はにほへと』・・つ、つ、つらい・・つらい話ですぅぅ・・。
朝、秋子が目覚めたとき、夫の姿はなく、離婚届と手紙が置いてあったのです。
!あんまりですっ! 寝てるあいだにこっそり出て行くなんて!
でも、そんなふうに家を出て行った夫、幸夫、かわいそ・・かな。。 読んでいくと、だんだん幸夫に同情していきます。。 結婚して、妻への経済的な責任の前に夢をあきらめた幸夫と、強引に夢を かなえた秋子。
うーん、幸夫の夢と秋子の夢は種類が違うんですよー。 でも、夢は人それぞれだから、決して他人の夢をけなしちゃいけないですよね。 夢なんだから、、すぐにさわれないのが夢なんだから・・そんな夢を打ち明け るのって、すごく勇気がいることだと思います。
秋子には、幸夫の夢も大切にしてほしかったです。 考えさせられました。
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