昨年11月から今年1月に図書館で借りた本の備忘録。『夢より短い旅の果て』柴田よしき(角川書店)『風のベーコンサンド 高原カフェ日誌』柴田よしき(文藝春秋)『三人屋』原田ひ香(実業之日本社)『感情8号線』畑野智美(祥伝社)この本を知ったきっかけ。『夢より』本屋で文庫本が平積みになっていたのを手に取ったら内容が「鉄道旅」で面白そうだったので。『ベーコン』夢より・・・の柴田さんの著書を検索した中でタイトルに惹かれた本。『三人屋』新聞広告が目に留まって。『8号線』美容室で読んだ雑誌で紹介されていた。memo:『夢より』は、大学の鉄道旅同好会活動中に失踪した叔父の行方を捜す女子大生のトラベルミステリー的なお話。各章でこどもの国線,氷見線,日光線,沖縄のゆいレール,ブルートレイン等鉄道が取り上げられているので、ミステリーよりも鉄道旅に思いを馳せて楽しめます。特に冬の今はTVでも寒ぶりグルメなどで氷見線を取り上げることが多くて、小説でも登場した雨晴海岸の絶景を生で見たくなりました。秘境駅で取り上げられることの多い飯田線も一度は乗ってみたいんだよね。→まだ読んでないけど続編あり(『愛より優しい旅の空』)『ベーコン』モラハラ夫から逃げて高原でカフェを始める女性が主人公、そして今後はハッピーエンドの予感。読後はさわやかだけれど小説によくある話です。レシピも紹介されるベーコンサンドは美味しそう。『三人屋』とは、かつて両親が営んでいたお店を、三女朝日→モーニングを出す喫茶店次女まひる→お昼の讃岐うどん屋長女夜月→夜のスナックと、三様に変えて営む姉妹のお店の名前。そのお店を舞台に繰り広げられる姉妹やお客さんでもある商店街の人々の人情話です。正直なところ私には「だから何?」だったけれど、ご飯が出てくる話はそれだけで好き。『8号線』環状八号線沿いの荻窪,八幡山,千歳船橋,二子玉川,上野毛,田園調布に住む女性を各章の主人公として取り上げた物語。登場するのは一見幸せそうに見える主婦の葛藤やDV男と同棲中の女性、役者志望でバイトで暮らす女の子など。ありがちなんだけれど、実在の見知った地名が出てくるとそれだけで結構惹かれてしまうのが不思議です。ちなみに「荻窪に住んでいる役者志望の女の子のいとこが二子玉川に住んでいる主婦」という風に、各章の登場人物がどこかで繋っているという小ネタもあります。 −−−過去の今日のこと−−− 2015年02月02日(月) ミュージカル『メンフィス』観劇・12014年02月02日(日) 京急油壺マリンパーク−動物編2012年02月02日(木) 後片付け2011年02月02日(水) 確定申告書提出2010年02月02日(火) 今日の仕事2009年02月02日(月) お揃いベルメゾン2008年02月02日(土) 器いろいろ2007年02月02日(金) 野菜づくり−しいたけ栽培(もりのしいたけ農園)・32005年02月02日(水) 『大山街道フェスタ』開催案内2004年02月02日(月) 【すすき野 湯けむりの里】でランチ風呂2003年02月02日(日) 劇団四季の求人募集2002年02月02日(土) 泣いて笑って・・・大騒ぎの一日