『ドリアン・グレイの肖像』
2015年8月16日(日)−18日(火)/9月1日(火)−6日(日)新国立劇場 中劇場
大阪公演 8月22日(土)−26日(水)
福岡公演 8月29日(土)、30日(日)
原作:オスカー・ワイルド
脚本:G2
演出:グレン・ウォルフォード
出演:
中山優馬(ドリアン・グレイ)
徳山秀典(ヘンリー・ウォットン)/舞羽美海(シビル・ヴェイン)/仲田拡輝(ジェームズ・ヴェイン)/金すんら(バジル・ホールウォード)他
中山優馬くんの主演舞台『ドリアン・グレイの肖像』マチネ公演観劇。
お席は一桁台の下手ブロックセンター寄り。
金すんらさんのFC経由で予約しました。
この作品は2009年8月に山本耕史さんの主演舞台で3回観劇しています。
(感想は09/8/21&09/8/31)。
でもその時は日記に書いているようにピアノ演奏の前嶋さんがお目当てだったので、作品の内容については若干記憶がおぼろげ・・・。
そのために今日はあらたな気持ちで観劇しました。
その結果「あー、こういう話だったなぁ」と思い出しながらも、かなり前回と違った印象も受けました。
作品の持つ明るさ?とでもいうのでしょうか、それが特に。
耕史くんの舞台ではもう少し退廃・耽美・陰・狂気・苦悩といった重い空気感を感じたのですが、今回はそれよりも明な雰囲気があったように思います。
そして演出によるものか物語がわかりやすくなっていた気がします。
一番顕著なのがバジルの描いたドリアンの肖像画の変化が目に見えるということ。
耕史くんの舞台(スズカツさん演出)での肖像画は真っ黒に塗られていて額縁だけで見る人の想像に任せられていましたので。
どちらら好みかはまぁおいておきます。
優馬くんはドラマでの演技しか見たことがありません。
正直なところ舞台での演技や台詞は「もっと頑張って!」だったのですが(でもそれはそれで結構好き・笑)、端整なお顔が美的にプリンスチャーミングなドリアン・グレイの役柄として説得力があって良かったです。
開始直後に脱ぐし,弾き語りで歌うし,客席に降りるし,ファンとしてはたまらないんだろうなぁと、おばさんの私は劇場いっぱいのお嬢さん方の気持ちに同調しながら観ていました。
そう言えば慕っている?耕史くんからは『難しいし演じていてつらくなるときが来るけど、最後まで純粋な気持ちを忘れなければ優馬なら大丈夫』とアドバイスをもらったとインタビュー記事で読みました。
いいね。
年齢的なこともあるし無理だろうけれど、耕史くんのドリアンの舞台は本当にまた観たいんだよなぁ。
もちろん前嶋さん付きで。
興味深い舞台でした。
いまだ読んでいない原作を図書館で借りて読んでもう少し作品の余韻に浸ろうと思います。
−−−過去の今日のこと−−−
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