友人宅にお邪魔する予定がお子さんの急病によりキャンセルになりました。
その時すでに身支度完了で出かける気満々だったので、かわりに向かったのが上野の東京国立博物館『特別展 キトラ古墳壁画』展(4/22−5/18)です。
会期が一ヵ月ないので思い立ったら行かないと見逃しそうだったので。
11時30分過ぎに東博に着いて「キトラ古墳展60分待ち」を確認してから、先にミュージアムシアターで上映中の「キトラ古墳」12時の回を観賞。
上映時間約40分、石室内部をバーチャルリアリティで再現してくれる魅力的でわかりやすい内容でした。
500円かかりますが生解説もしてくれるので、是非先に立ち寄ることをおすすめします。
そして13時現在、古墳展入場列に並んでいるところです。
入館に60分、更に壁画展示観覧まで30分かかるとのこと。
昨日入場の列が途切れたのは16時20分頃。
朝は7時30分頃から相当数の方が並び、9時30分の開館時には300人位になっていたと係の方が話していらっしゃいました。
すごいね。
感想はまた鑑賞の後で。
わくわくするなぁ。
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鑑賞後メモ。
結局入館までは予定通り60分。
壁画観覧は30分とありましたが、実際に展示の手前で並んだのは10分程でした。
ちなみに15時前には入館までの時間は30分に短縮されていました。
展示室では実物の前には予習的に壁画の複製陶板があります。
ここでしっかり確認してからいざ実物へ。
飛鳥時代からこの平成へ1300年の時を超えたロマンを感じて…と壁画の前でがっつり見ようとすると「順番にお進み下さい」とさりげなく促されてしまうので、正直なところせわしない観覧でした。
でもね、やっぱりこれはすごいよ。
この時代にお墓の埋葬者(50歳から60歳代の男性と推測されている)のためだけにこれだけの技術を施していて、それが今に残っているなんて奇跡だよ。
生き生きと描かれている壁画を目の前にすると本当にそう思います。
今回の展示は実際の石室に描かれたもの全部が展示されている訳ではありません。
四神のうちの青龍や石室の天井に描かれた天文図などは修理の状態により展示がされていません。
そのあたりは是非先に紹介をしたミュージアムシアターで補完してみて下さい。
修復の様子や、同じ明日香村の高松塚古墳の壁画等との比較などとても勉強になるので、もう一回シアター推ししておきます(^^)
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鑑賞の後は隣の表慶館へ。
『飛鳥−キトラ2016−』という企画展でタッチモニターによるキトラ古墳&高松塚古墳壁画の高精細画像をじっくり鑑賞することが出来ます(無料)。
明日香村の特産品販売もあり。
2016年には明日香村に壁画展示室を含む公園が整備されるそうなので、その時は是非再び明日香を訪れたいと思います。
実は一番心惹かれた天文図の実物を観ることが出来たら嬉しいな。
今日の思い出のお土産。
奈良の中川政七商店の奈良ふきん:キトラ古墳柄。
−−−過去の今日のこと−−−
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2009年04月25日(土) 『MISSING BOYs〜僕が僕であるために〜』
2008年04月25日(金) 今週もフル稼働
2007年04月25日(水) 二度目のプフランツェン
2006年04月25日(火) 葉山 花の木公園のツツジ
2004年04月25日(日) ご機嫌な週末
2003年04月25日(金) お洒落な空間 【K2bar】
2002年04月25日(木) ささやかな幸せたち
2014年04月25日(金)