雨降りの中、赤坂ACTシアターで『MISSING BOYs〜僕が僕であるために〜』を観劇しました。
もちろん前嶋康明さんが音楽監督だからです。
デュエットの時のように音楽監督だけだったらどうしようかなと思ったけど、今回は演奏もありそうだったので行くことにしました。
ちゃんとピアノコンダクターしていて下さって良かったです。
全編尾崎豊さんの楽曲で構成された青春群像劇である『MISSING BOYs』。
ミュージカルだと言えばミュージカルだけれど、歌・ダンス・タップ・バスケ等々が絡み合った不思議な雰囲気の作品でした。
核となるお芝居のストーリーは「歌手になる夢を追い続ける少年と夢を忘れた大人。希望,葛藤,絶望,そして・・・」って感じ。
正直よくあるベタなストーリーですけど、案外真剣に見入ってしまいました。
全18曲(+カーテンコールで1曲)歌われる尾崎さんの曲はストーリーにはマッチしていたのか?
私は本当に有名な曲しか知らなくて歌詞もよくわからないから、その辺がいまいちわかりませんでした。
同様に前嶋さんがどの曲をどのくらいアレンジしたのかも不明。
さすがにヒップホップやブルース風になってたのは原曲と大きく違うんだと思うけど。
わりと尾崎さんが好きだったという夫に「こういうお芝居があるんだけどどう思う?」と聞いたら、「尾崎豊とX JAPANの曲はいじっちゃいけないでしょう」と笑ってました。
実際に尾崎さんのファンの方が聴くとどう感じるのか興味があります。
中村あゆみさんのパワフルな歌声(ご自身のライブかと思う程歌います。最後の♪忘れな草ーっていう歌が特に心に沁みました)、
熊谷和徳さんの超人的なタップダンス(舞台上だけでなく、一階席センター上手間の通路中程と、下手センター間の前方でもタップを披露してくれます)、
早乙女太一くんの魅力も存分に堪能出来ました。
前嶋さんが音楽監督だと知ってから出演者のブログをちらちら読んでいたので、初めての役者さんでも一方的に親近感があっておかしかったです。
今日の前嶋さん。
オケピはセンターブロック前方に設置。
ピット上部は格子状のふたがしてあって、その上も舞台の延長として使われます。
私は二階席後方での観劇でピットの中の様子はほとんどわかりませんでした。
時々人が動いているのが見える程度だったので、よほど休憩時間に前行ってピット内を上からのぞこうかと思っちゃいました。
四季のような最初のコンダクター挨拶はありませんが、カーテンコールの途中で出演者が「バンドさんも出てきてー」と声かけて舞台上に登場してきてくれます。
バンドメンバーが出てくるまでの微妙な時間をつなぐ大阪籠球会のおでぶちゃんFATBOYくんのパフォーマンスが微笑ましかったです。
今日の前嶋さんはグレーのジップパーカ・白T・ジーンズ、胸元にはいつものシルバーのネックレスが眩しいです。
3月1日の55以来で本当に嬉しい(*^^*)
演奏のほうはバラード系の曲のイントロにピアノソロ風のものが何曲かあって、あとタップシーンでもピアノ伴奏だったり、前嶋さんの好きな?グリッサンドも何箇所か聴けてうっとりしてしまいました。
次の前嶋さんはミュージカル『グローリー・デイズ(GLORY DAYS)』(6/11−25 新宿FACE)の音楽監督&キーコン!
絶対見方間違ってるけど、気にせず行ってきます。
−−−過去の今日のこと−−−
2008年04月25日(金) 今週もフル稼働
2007年04月25日(水) 二度目のプフランツェン
2006年04月25日(火) 葉山 花の木公園のツツジ
2004年04月25日(日) ご機嫌な週末
2003年04月25日(金) お洒落な空間 【K2bar】
2002年04月25日(木) ささやかな幸せたち
2009年04月25日(土)