久しぶりの観劇。劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン』(自由劇場)を観に行きました。昨日昼、今日の昼と二日続けて。もちろんお目当ては金森さんのユダです。なんでこんなことになってしまったかというと、「先行予約日にまず21日マチネで2列目センターブロックの真ん中を確保。その後もう1枚上手側最前列の席を探していたら見つかったのが22日の分だった」ので致し方なく(笑)冷静に考えてJCSを二日続けてというのはどうなの?と思ったけれど、観に行って良かったです。昨日は苦悩するユダに見つめられながら自分も同化して切なくなって、今日はスーパースターを歌い上げる金森さんを見上げながら惚れ惚れしてきました。センターは舞台を十二分に堪能出来る素晴らしい席でしたが、上手側も「ユダの背中越しにみるジーザス」的な二人の距離感が味わえていい感じでした。最後にJCSを観た二年前はまだ金森さんは『ソング&ダンス 55ステップス』でスーパースターを歌っていなかったから、55でも聴きたいなとずっと願っていました。願いが叶って55で聴いてやはり本当に素敵で格好良くて、そして今回の公演も素晴らしくて大好きです。音源で残してくれないかなと切に願います。芝さんユダの時はガールズや後ろのジーザスを見ることのほうが多かったからすでに記憶がないけれど、JCSの中でのスーパースターはこんな笑顔で歌い上げる曲だったかな?こう書いたら怒られそうだけれど、このシーンだけもう本当にS&Dだなってわくわくして観てしまいます。今回登場の芝さんジーザスはやっぱり芝さんでした。ゲッセマネ等の歌はあの響き渡る歌声好きだから聴き惚れてしまいます。でもこれまでのジーザス役者さんの雰囲気や歌声と比較してしまうからか、自分の中では勝手に「芝さんはジーザスのイメージじゃないんだよな」と思ってしまうところも多かったです。芝さんにしてみたら失礼な話でしょうけれど。初日と一週間後の今週半ばに観た友人曰く「初日は芝さんの抑えた感じがユダと比較して静と動という感じで良かった」と言っていました。うーん、今日は静はあまり感じられなかった。こちらも初登場の北澤さんヘロデ王。登場の瞬間に思わず「美しい…」と呟いてしまうほど美しくて驚きました。ヘロデにはちょっと色物的な雰囲気も醸し出していて欲しい気がしますが、北澤さんはビジュアルも歌も素敵なのでこのままでもいいかも。あと村さんのピラトにあらためて惚れ惚れしてしまいました。舞台がぎゅっと引き締まる存在感です。カーテンコールで金森さんは「よしっ!」という感じに何度も何度も小さくガッツポーズをしていらっしゃいました。あと、芝さんに促されてカーテンコールに応える前に必ず芝さんに向かって笑顔で頷いてから客席にお辞儀をするのがツボでした。こういうところも大好きです。JCSは5月のジャポネスク・バージョンの後は各地まわったりするのかな。ジャポには行く予定がないから次に金森さんを観るのはずっと先になってしまうかも。もう一回観ておこうかなぁ。そう思う程に素敵な観劇が出来ました。感謝!−−−−−終演後は汐留のマンマイベントでひと踊りしてきた友人と待ち合わせて居酒屋へ。2時間1,000円飲み放題&料理メニュー20%OFFで新橋のモンテローザ系居酒屋を二軒はしごして愉快なひとときを過ごしました。いつも本当にありがとう。友人にも感謝! −−−過去の今日のこと−−− 2009年04月22日(水) 劇団四季『WSS』横須賀公演/友人来訪2006年04月22日(土) 『萬狂言 八世野村万蔵三回忌追善 −春公演−』2005年04月22日(金) BE A HERO ☆2004年04月22日(木) 親友との横浜デート2003年04月22日(火) 実家へ