昼過ぎから恒例の狂言の舞台を観るために国立能楽堂へ出かけました。最初の「靱猿(うつぼざる)」は祖父・父・孫の三代の共演で、九世野村万蔵さんの三男:眞之介くん(3歳)の初舞台。途中舞台上で眞之介くんが咳き込みだした時はどうなることかとハラハラしましたが、「小さくてもプロ!」という感じで最後までしっかりと子猿を演じきって喝采を浴びていました。2作品目は今年の萬狂言で1年を通して上演予定の一般公募による新作狂言。その第3弾は「きれい好き」という題名の「盗みに入った家の中が汚いとつい片付けたくなってしまいヘマをやらかすきれい好きな泥棒」が主人公の狂言でした。客席からは度々爆笑が起こった楽しい内容で、ご贔屓の万禄さんもとても楽しそうに演じていたので満足です。最後の「千切木」には、3年前に急逝した野村万之丞さん(八世野村万蔵)の長男:太一郎さん(現在17歳)が出演していました。私は高校生の頃の万之丞さんは映像でしか知りませんが、太一郎さんを見る度に若い頃のお父さんに似ているなぁと感じます。いずれは「万之丞」「万蔵」を名乗ることになるであろう太一郎さんの今後がとても楽しみです。終演後はいつものように二人の狂言友達と飲み会。舞台の感想から狂言&演劇ファンとして興味津々の「和泉元彌さんと羽野晶紀さんの離婚騒動」までしゃべり倒してきました。ああ楽しい!−今日の番組−「靱猿」(大名)野村万蔵 (猿曳)野村萬 (子猿)野村眞之介「新作狂言 きれい好き」(盗人)野村万禄「千切木」(太郎)野村万蔵 −−−過去の今日のこと−−− 2004年10月08日(金) つかの間 いい旅・夢気分2003年10月08日(水) ハングル名人への道・レッスン22002年10月08日(火) 旦那流 あざみ野生活-飲食店編-2001年10月08日(月) 【カルディ コーヒーファーム】 【ル・シャルドン】