誰もが知っていて食べたことのある、はごろもフーズのシーチキン。そのシーチキンに“とろ”缶があることを知っていますか?私が最初にシーチキンとろを知ったのは以前に買った『スマイルフード』という本の紹介記事で。「銀座の老舗バー:ルパンでおつまみとして出されるシーチキンとろの缶詰を刻みねぎとしょうゆで頂く」というのを読んで、「シーチキンのとろねぇ」と見たこともないとろ缶が微妙に気になっていた。そしてつい先日その本を読み返してふと思い立って調べたところ、そこはネットの便利さ、あっという間に情報と現品が手に入り、今日のお昼にシーチキンとろ初体験となった。はごろもフーズのHP等によると、「シーチキン缶詰に使われている魚はびんながまぐろ・きはだまぐろ・かつおの3種類」あり、シーチキンとろは「夏にとれた旬のびんながまぐろの腹部だけを使っている」ので、一本のびんながまぐろから8個位しか作れないらしい。そのためこの缶詰は限られたお店での販売で価格も1缶400〜500円程度と他のシーチキンに比べ高値になっているようだ。そんなちょっぴり幻のシーチキンとろ。缶を開けると、中にはフレークになっていない身そのままがぎゅっと詰まっていた。缶の形状やとろという印象から何となくアンチョビのようなねっとりとした食感をイメージしていたのだけれど、食べてみると「普通のシーチキンよりもしっとりして脂がのっていて味わい深いかな」という感想で、確かに美味しいながらも思っていた衝撃的な感動はなかった。紹介されていたように私も刻みねぎにしょうゆを添えて頂いたけれど、ご飯のおかずとして食べるのではなく、あくまでのお酒のお供に頂くのが正解な気がする。あと数個残っているので今度はビールのおつまみにして頂くつもりだ。ちなみに夕食の一品として出してみると旦那にはすこぶる好評だった!シーチキンファンの皆さま、一度はどうぞ♪