逗子発・おさんぽ日和
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 怪談狂言『耳なし芳一』

友人に誘われて国立能楽堂で行われた怪談狂言『耳なし芳一』を観劇。ちょうどイープラスの得チケが出ていたのでそれを購入して半額での観劇。

この6月に急逝した野村万之丞さんプロデュースによるこの舞台。ずいぶん前から予告されていたのでお亡くなりになった時にはすでに舞台は出来上がっていたのかと思っていたら、その時点ではいろんな演出プランやアイデアだけが残されていたということで、ここまで来るのはかなり大変だった模様。そして出来上がった舞台は「なんとも万之丞さんらしい舞台」になっていた(この辺り好き嫌いが分かれるかも)。

出演者がデーモン小暮閣下を筆頭として、スタジオライフの及川健さん,私のご贔屓狂言師さん:野村万禄さん,京劇俳優,オペラ歌手,カメルーン出身の役者さん等々異色のメンバーなのでどうなるのかと思っていたら、不思議なミックスで笑いあり少々しんみりありの耳なし芳一だった。途中の琵琶の演奏がなかなか素敵でその音色にしみじみ。
いくつかの公演地では普通の会館で上演されたようだけれど、舞台を囲んだろうそくの火入れ演出等もあり、能楽堂という空間だからこそ引き立つ舞台内容だという気がした。

今回の私的ツボはなんと言っても及川健さん! 初めて拝見したけれど、「なんて可愛らしい方なのでしょう〜♪」と惚れ惚れしてしまった。耳なし芳一役の装束が妙に合っていて、とても小柄な方なので「一寸法師みたいで可愛い♪」と思いながら目で追ってしまった。最後にもう一役(彼は二役やった)の尼さんの格好で登場し、木魚叩きながら笑顔でカーテンコールに応えていた様子が男の方に失礼だとは思うけれど本当に可愛いかった! もちろん万禄さんも良かったけどさ。

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2002年07月29日(月) 週初めのつれづれノート

2004年07月29日(木)

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