逗子発・おさんぽ日和
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 2004 京都葵祭

以前から京都が好きでこれまでに何度となく京都旅行・観光に出かけている私だけれど、今まで京都のお祭りを観賞したことはなく、「いつかは京都三大祭を観賞したい」とずっと思っていた。そして今日念願叶って葵祭を観賞することが出来た。

「10:30京都御所出発−11:40下鴨神社到着、14:20下鴨神社出発−15:30上賀茂神社到着」と時間もコースもきっちりと決まっている葵祭の観賞スポットはやぱり出発地の京都御所、それから下鴨神社の糺の森(ただすのもり)と呼ばれる参道、それに午後のルートである賀茂川沿いの3ヶ所がおすすめとのこと。その中で私は時間の都合もあって下鴨神社の参道に出かけた。
10:30頃に到着すると人はたくさんいるけれどまだ余裕で場所の確保が出来る状態で、私は終着地(本殿)に近い参道の小川を挟んだ場所に陣取る(この糺の森の参道横は観光協会の有料観賞席や旅行会社の確保席になっていて一般の人は入れない)。
私は行列の到着時間までその場所でひとりのんびり。新緑の木漏れ日が気持ちよくて森林浴をしている気分になる。グループで来ている人達はシートを敷いてお弁当を食べつつビールを飲み、花見気分で盛り上がっていて楽しそうだった。

そして12:00頃になり念願の葵祭の行列到着。総勢約500人、1kmにも及ぶというこの行列は25分程で全てが目の前を通り過ぎていった。見終わった感想は「予想以上に地味かも・・・」というのが正直なところだ。
三大祭の中でも一番歴史の古い葵祭、もちろん途中で派手なパフォーマンスがあるとは思ってもいないけれど、本当に静々と行列が進んでいくだけのお祭りだった。ただこれが葵祭の良さだと思うし、古式ゆかしく平安絵巻さながらの雅な行列がゆるゆると進んでいく様子は源氏物語等の平安文学が好きな私にとっては興味深いものではあった。でも「出来れば行列は整然と揃って進んで欲しい」というのが小さな不満。慣れない装束を着けて1時間半も歩いてくれば疲れちゃうんだろうけれど。
同志社大学に通っていた友人によるとこういうお祭りにはバイトの募集があるらしい。それをふと思い出して「時給とかいくらくらいなんだろう?」と下世話なことを考えてしまった。私ならバイト代なくても参加してみたいけど。

やっと見ることの出来た京都のお祭り。7月の祇園祭に8月の大文字焼き、それに10月の時代祭も見ることが出来るだろうか? その前には憧れの川床も是非経験したいな。

#アルバムに葵祭の写真を載せました#
(フラッシュ禁止なこともありうまく撮れていません。友人からの情報で知った京都御所での馬の暴走、すごかったようですね。それがあったからしつこい位に「馬が驚くのでフラッシュ禁止」とアナウンスしていたのかも)

−−−過去の今日のこと−−−
2002年05月15日(水) 大阪【X-TIME】より『CATS』レポ

2004年05月15日(土)

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