夕方のニュース番組内で“海鮮丼”が紹介されていたのを見て、唐突に「お寿司を食べにくら寿司に行きたい」と思った。TVの特集などで取り上げられているのは何度も見たけれど、大阪を拠点とした出店の為、実際には行ったことのない(旦那は大阪で友人と出かけている)回転寿司【くら寿司】。「でも確か神奈川でも相模原方面に進出したはず・・・」と調べてみると、2日前にひまわり畑を見に出かけた座間市にも5月にオープンしていることがわかった。「ここなら車で30分ちょっとの距離」ということで早速夕飯ドライブ。お盆休み時期の夜、ということでやはり待ち時間もあったが、それでも35分ほどの待ち時間で席に案内して頂けた。大阪を拠点に回転寿司業界で勢力を広げている【くら寿司】は、・全品100円・お皿につけられたチップ?で時間管理をして出来上がり55分以内で廃棄・無添加のお寿司・お皿は席に備え付けの回収ボックスに入れて回収し、自動精算・タッチパネルで好みの寿司の注文が出来る・お皿5枚ごとに小物等の当たるルーレットゲームが出来る・寿司職人さんがいない(ロボットがやっているらしい)などいろいろな特長を持つ回転寿司。初めての私はちょっとわくわくしながら食事を楽しむ。最初に思ったのは「流れてくるネタがよくわかっていい」ということ。今までに出かけた回転寿司の多くが「いろんなネタがばらばらに流れてくる」のに対して、ここは「ネタ名の書かれた皿の後に同じネタが2,3皿続けて流れてくる」システムだった。これなら「この白身魚なに?」と迷うこともない。お寿司のネタは定番ものから“鯛の湯引き”“富山の白海老”というようなちょっと小洒落たもの、そして“カルビ”“鴨ロース”“ハンバーグ”など肉系までバラエティに富んでいる。中トロや大海老などの高そうなネタ数種類は1皿1貫で100円だけれど、それ以外は全て2貫で100円。小連れ客に配慮してのさび抜きお寿司も流れていて、それは皿の絵柄で判別出来るようになっていた。「1皿100円」という気安さから目に入ったお寿司をがんがん食べる。お寿司は次々にいろいろ流れてくるため、別にタッチパネルで注文するまでもなかったのだけれど、「せっかくなので」とお試し注文してみた。画面案内通りに「お寿司名」→「注文皿数」→「わさびあり・なし」と注文。しばらくしてその画面に「今出来上がってのせました。前に来たらお取り下さい」というような案内が表示された。すると程なく「注文品」と書かれたお皿に乗った“鴨ロース”が到着! 何とも合理的だ。合理的といえば、ビールは設置されているサーバーに代金を入れてセルフで注文(といっても注ぎは機械が自動でやってくれる)、という方式だった。2人で19皿!!と、お腹いっぱい食べても×100円なので合計2,000円(実際にはこれにビール1杯とミニパフェ1ヶプラスで2,500円)で収まり、何ともリーズナブル! 本格的なお寿司を求めるのであれば違うけれど、「ちょっと気軽にお寿司など」だったらこれで大満足だ。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年08月15日(木) あざみ野商店会のホームページ