逗子発・おさんぽ日和
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 いざ駿河! 静岡『CATS』

開幕から10日、ようやく静岡『CATS』観劇へ出かけました。そして、行こうかどうしようか迷っていた6月の観劇が今では待ち遠しくなってしまうほど楽しい舞台を観ることが出来ました。今日のお席は5列(実質4列目)センター。とても長いので興味のある方だけ♪

●今回の交通手段●
 往復とも東名高速バスを利用。自宅から徒歩25分程の東名江田バス停−静岡駅間、片道2,450円(“ぷらっとこだま”の新横浜−静岡は4,400円)で乗車時間は2時間半。愛鷹PAでのトイレ休憩があるが車内にもお手洗いは完備されている。高速上のバス停で乗車するのは初めてで「どんなもんだろ?」と思っていたら、江田からの利用者は8名もいて予想外! 朝8:00過ぎという時間帯だった為、皆さんどうやら通勤に利用している模様。

●今回の観光●
 静岡到着後は雨が降っていたので、駅前バスターミナルから20分おきに発車する“駿府浪漫バス”で市街地巡り。観光地などで走っているレトロな車体のミニバス。料金は一律100円。駿府公園を囲むように走行し40分でまた静岡駅に戻ってくるので、一周して街並みを楽しんできました。ちなみに会場の静岡市民文化会館に行くにはこのバスで2つめの“社会福祉会館前”下車が便利。降りると目の前に会館が見えます。
終演後は天気も回復していたので会館お隣の【駿府公園】散策。その後静岡駅まで歩いて戻りました。

○で、キムタガさん○
 4ヶ月ぶりに観るキムさんの姿。それだけでもちろん言うことないのですが、またいろいろとパワフルであり、おちゃめであり、余裕の感じられるタガーになっていて素敵でした。武器(笑)の流し目は一段と増えていたように思います。もちろん鼻歌や♪カンバーック!等のキムタガさんの持ち味もいかんなく発揮(^^)

今日のタガーお誘い席は7列下手ブロックのお嬢さんだったのですが、スロープを降りてきたタガーが一瞬辺りを見回したので「選ばないように・・・」と心の中でつっこみを入れてしまいました。目が合ったのに誘われなかったら結構ショックだと思うよ。
6列センター通路寄りには5,6才のおしゃまな女の子を連れたご両親がいたのですが、もしその女の子を通路側に座らせていたら200%の確率でキムさんはその子を選んだことでしょう。残念ながら通路側はお母さんだったので。

ダンス・・・更に良くなっている気がします。いっつも気になっていた回転のところがよろけていなかったのでびっくりしてしまいました。もしかしたら今まで力入って踊っていたのをフッと抜いてやっているのかもしれません。と言うのはあくまでも私感ですが、♪舞踏会の後半シーンとカーテンコールの最後のひと踊りのところ、すごく淡々と踊っているように感じました。特にカーテンコールの方は「全く何にもしないのさ」の台詞じゃないけど、天邪鬼な性格が表れているようなそんな感じ・・・。うまく言えないけれど、ここのダンスを見て今回初めてそんな印象を受けました。

♪スキンブルシャンクスでは、雄猫さんと仲良さげにした後いつものように楽しくスキンブルステップを真似して、ギル(だっけ?)の頭をしっぽではたいて、別のポジにベッドに入って、たしなめられるとそのまま逃げ出して、笑顔全開のブンブン首振りしながら♪ねずみたちもゴキブリも〜 でゴキブリを潰し、♪夜行列車のキャット で敬礼をするetc、なタガーがいました。見ていて思わず笑顔になっちゃうこのナンバーは、やはり大好きです。

♪ミストフェリーズのマジック成功以降の猫さんが客席に降りてくるシーンでは、今まで後ろ(大阪で言うとL列)まで下がっていたタガーが下手スロープ下で留まったので驚き。しかも事故席(だと思われる)5列25,26番のお席に座って笑顔振りまいているし! 隣の席だった方は平然としていたけど、私は「手を伸ばせばそこに・・・」の状況にそれだけであたふたしてしまいました。近くで笑顔が拝めて幸せでした。

恒例のタガー締め。タガーがひとり残った時にいつも以上に客席が盛り上がっていました。会場が大きいからそう感じたのでしょうか? あおって起こったタガーコールもとても大きかったので、2度目のあおりで小さいながら私もタガーコールデビューしました。センターに向けてウィンク投げkissをして下さったのでご機嫌な勘違いが出来ました。締めの内容は・・・う〜ん・・・。

○他の猫さん○
 静岡デビューの趙マンカス。見ため福井さんによく似ています。歌や発音もキャスト情報を知らなければ「中国の方だ」ということはわからないと思います。ただ丁寧に喋ろうとする為か台詞がゆっくり落ち着いているので、そののんびり優しすぎる感じがリーダーっぽくないかな? 福井さんのマンカスは気にしていなくてもふとした瞬間に目に(耳に)入ってきたけれど、趙さんだとそれがありませんでした。
そしてこちらもお初:李ディミータも一般の方にはほとんど発音の違和感はないと思うほど自然でした。
それにしても出演者24人中7人が中国の方・・・という状況はどうなんでしょう? 皆さんもちろん適役ですからそれだけ考えれば別に当然の話なのでしょうけれど、浅利さんが「中国、中国」と言っているのを聞いているため、申し訳ないけれどそう簡単に考えられない部分があるのも事実です。

初めてお目にかかった増田デュトさん。優しそうであり明るい美声で良いっ! ♪ガスのナンバーで周りの猫さん達をあたたかく見回している柔和な表情がとても印象的。

久しぶりの涼太さんスキンブル、やっぱり笑顔全開でちょいとオーラが強いです。♪スキンブルのナンバーであやうくキムタガさんを見損なうところでした(爆)

智恵さんグリドルのくるくる変わる表情やリアクションが今まで以上にすごく良い感じです。間近で妙に大きな♪あは〜ん 声を聞いて、思いっきりツボってしまいました。

○余談○
 グリドルのピンクの寝所に宙を舞うマキャヴィティ・・・初の公共ホール上演となった今回は今回でまた違って楽しめます。でもやはり今までと同じCATSの楽しさを味わうならば前方席でないと辛いかも。1階後方は見た感じでは「会場広いな」という程度でしたけど、2階は遠いし。完全なリピーターならいろんな見方が出来ていいとは思いますが、初見ではちょっと寂しいね。

そんなこんなの初静岡『CATS』。さめざめ泣いていらっしゃる方や、団体さんによる♪昇れ天上へ〜 での手拍子(←これは過去にも経験有)、更には♪猫宣言 での手拍子(これにはびっくり仰天!!)など、集中出来ないトホホなこともありましたが、それを吹き飛ばす楽しく素敵な観劇が出来て幸せでした。
今日は私の四季記念日、私の四季歴もやっと10年目に入りました。これからもどうぞ素敵な舞台に出会えますように。

おまけ:
 噂の猫ニャーオブジェ写真はこちら
 【駿府公園】東御門写真はこちら

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2003年05月08日(木)

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