3月唯一の『CFY』観劇は最前列下手ブロックセンター寄りにて。 − 今日の雑々 −このところ女性アンサンブルがちょこちょこ変更になっていたが、今週になってようやく私の知っている(見分けのつく)役者さんが増えてきた。本命!スージー:鍋谷明さんの登場はそれだけで「見たい〜っ!」と思ってしまうほどに引力が強い。そんな訳で今日はかなりの時間をアンサンブルさんを見ることに費やしていたと思う。とりあえず今のメンバーだったらなんとか見分けはつくようになった。そして鍋谷さんはやっぱり偉大だ。そして今日から登場のテス:秋本みな子さん。私が前回拝見したのは97年夏の大阪でのことだったからだいぶお久しぶりだ。秋本さんはとっても表情づくりに特徴があると思うのだけれど、今回のテスも「まんま秋本さんだな〜」と思いながらの観劇になった。とても好きな役者さんだし、その豊かな表情も声台詞まわしも大好きだけれど、みんなをまとめるダンスディレクターというよりは、フォーリーズの一員(テスもフォーリーズなのでしょうけれど)という印象が強い。前の里咲さんテスなどは凛とした威厳のようなものがあったので、よりそう感じるのだろう。Oさんとも話していたが谷内さんパッツィーと並ぶとWパッツィーのようだった。でもとても素敵であたたかいテス。前回、光枝ザングラー登場初日の観劇ではいろんな意味で面食らってしまい、広瀬ザングラーの幻影をそこここで感じた私だったが(観劇回数○○回のうち2,3回光枝さんだった以外は広瀬ザングラーの刷り込みなもので)、今日は光枝さん独特の役づくりをやっと味わうことが出来た。それはとっても良かったのだけれど、やはり私は今のところ広瀬ザングラーの役づくりの方が好きなようだ。台詞がポンポンと出る光枝さんより、ちょっと間を置いてしゃべる広瀬さんの言い回しの方が個人的には役に合っているようで心地良く感じる。で、信託物件証書GETのお話。近くに飛んできたことは今までに3回程あったけれど、「オケピ墜落」(97東京)「隣のおばちゃんに負ける」(00福岡楽)「空中分解して私以外の方々の前に落ちる」(03東京)と、これまで自力確保出来たことが一度もなかった。唯一持っているのは、00年福岡千秋楽で2席横に座っていた友人が身体を張って掴んでくれた敬二さんボビーの投げた証書だけだ。今日は前回のように空中分解することなく直球勝負で顔面に飛んできたので、自分でも「まだいけるな」という反応の速さでキャッチすることが出来た。結構大きい切れ端なので今度管理担当者さまにお預けせねば!「あっ!」思った2点(後日付けたし)(1)ボビーがポリーに「ぶっ殺す」と言われた場面での帽子蹴り上げ拾いを久しぶりに観た。初日と楽付近でしか見なかった名古屋では一度も目撃しなかったし、福岡でも1,2度見たかなという記憶の蹴り上げ。日生ではいつもやっていたけど。(2)アイリーンがランクをイスごと引っ張って来る時にバランスを崩して倒れそうになったので、思わず「あっ」と小さく叫んでしまった。バタンと倒れなくて良かったよ。最後に感傷をひとつ・・・。今日の「お誕生日おめでとう」の台詞はやっぱり敬二さんボビーを前にして聞きたかったです。ファンの勝手な感傷だけれど。 *** Happy Birthday Dear.敬二さん ***余談: 1月半ばには窓の明かりでロウソクの形が描かれていたカレッタ汐留(電通本社ビル)の壁面ですが、今日は「火の用心」という文字が浮かび上がっていました。終演後は見ることが出来ませんので、秋劇場に向かうときにでも芝商業高校校庭奥をのぞいてみて下さい。巨大で結構笑えます。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年03月07日(木) 大阪『CATS』遠征より帰館