ひとりカーニバル
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レストランでバイトしていた時のことだ。
その日は相当忙しく、ちらし寿司のセイロを5、6個重ねて持ち運んでいたら、バランスを崩して1個落としてしまったことがある。かこぉ〜〜ん、バーラバラ。
無残にも床に散る、セイロの中身。一瞬周りが静まりかえり、わたしはとりあえず謝った。「ごめんなさ〜い、散らしちゃいました」
急いで片付けにとりかかった。周りはフォローしてくれたが、忙しい中のそれ。「これがほんとの散らし寿司ィ」というセリフだけは言わなくてよかった。
タコ殴りは覚悟して言うセリフ。
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