ひとりカーニバル
DiaryINDEX|past|will
こんにちは。未だに人とのつきあい方がよくわかっていない溶解人間ベロです。
横断歩道の両側に、同じようなおじいさんがふたり、向かい合う形で信号待ち。そういう状況がありました。しかもふたりとも自転車。
信号が青になったところで、両方がペダルをこいで同時スタート。ふたりが横断歩道のちょうど真ん中ですれ違うとき、僕は心の中で叫びました。
じじいクローーース!!
すいません、悪気はないんです。飼い猫をじじいと呼んでいるので、じじいと呼ぶのに抵抗が少ないだけなんです。
こんなこともありました。
2階である自分の部屋にいたとき、猫の声が聞こえた気がしたので飼い猫のじじいかと思い、窓を開けてみました。
「じじい?」
いません。僕は更に大きな声で呼びました。
「じじいーーーーー!!」
その時でした。ちょうど畑をたがやしてるとこだった、近所のじいさんと目が合ったのです。僕は思わずピシャリと窓を閉めました。
悪気はなかったんです、許してください。
未だ人間になりきれない。
|