ひとりカーニバル
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2001年12月11日(火) 森の香り

風呂釜にくべようと、手で木をつかんだところ、何かが指についた。見ると、木に琥珀のような濃いハチミツ色の粘液。樹液だった。

「琥珀のように見えた」のも当然で、琥珀は、地質時代の植物の樹液が化石になったもの。ここら辺は、映画「ジュラシックパーク」で学習済みだ。

匂いをかいでみると、かぎ覚えのある匂い。これ、何処でかいだっけか…と記憶をたどってみると、そうだそうだ

“芳香剤(森の香り)”

の匂いだ!と思い当たった。あれって樹液の匂いだったのね。今まで「森の香りって何?ウソくさい」とか思ってたけど、実際の匂いに基づいてつくってあったとは。へぇーーと少し感心したところで、その木を燃えてる釜の中に放り込んだ。ぼうぼう。ぼうぼう。キミの果たすべき役割はここ。


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