ひとりカーニバル
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タケノコ白菜というのがある。
タケノコなのか白菜なのか一瞬迷うところだが、れっきとした白菜である。タケノコのように縦に長い白菜なのだ。必要以上に縦に長いので、まな板からはみ出る。
しかしスマートで包丁で切るのに扱いやすく、ざくざくと一息で切れるのがいいところだ。
調べてみると「葉肉がしまっているので油いために最も適し、煮くずれしないので寄せ鍋や水炊きにしてもおいしい。(漬物には向かない)」とある。
でも最初からみそ汁にするつもりだったので、みそ汁にする。
そうそう、白菜といえばね。
普通の白菜を(これまた)みそ汁にしようと思って洗ってたときのことだよ。葉っぱにナメクジがいるのを発見したので、水道の水でさーーと三角コーナーの中に流してやったワケ。したら、洗い終わったころにふと見ると、さっきのナメナメが三角コーナーから脱出して、シンクをはいまわってたんだ!
「おいおいやめてくれよベイベー」
わたしはそう言いながら塩をふりかけようと思った。辺りを銀世界にされてたまるかってね。しかしなかったんだ味塩が!(ビン入り)。シンクの壁をはっているんだから、手でパッパッとかけるなんて命中率が下がっちゃうじゃん。ダメじゃん。
そしたら調味料入れに、「塩・こしょう」があるのを発見して、これはと思ったね。早速それを手にシンクをのぞくと、ナメナメがもう少しで壁面を征して登頂しちゃうところだったの!イヤー!
ここから何したか覚えてないんだけど、最後、(白菜調理する前にさばいてた)魚のハラワタが入った袋の中で、ナメを見失っちゃったのよね。さすがにその中から「どこだウラーー」って探すようなマネはしなかったと思うけど、どうかしら?数ヶ月前のことだし、よく覚えてない。もしそうだったら、さながらスプラッタ映画だよね。とにかくこの話のの教訓は、
「ナメナメは早めに退治しましょう(殺ナメ)」
ってことかな。ご静聴ありがとうございました。
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