日記

2008年06月21日(土) お砂糖スパイスどんとこい


じめじめむしむし。梅雨ですねえ。
けれど、この時期は水無月が食べられますよ。あずきおいしーい。


こんばんわ、もうあんなに間は空けませんから!もえぎです。
分厚い本を読む気力はありませんが、短いのでほろほろ癒されました。
たくさんの、素敵なものに囲まれていれば、平気です。
おとこのひとが近くにさえいなければ。です。
……ほんとあの心臓が凍るような感覚が嫌。


さてさて。素敵なものはいっぱいで。
そりゃあおんなのこの素材でもあるのですからね。元気になるわけです。
中でも今回、RDにはえらく助けられました。
ええ、RD。攻殻の、士郎のおいちゃんとIGさんとの新作です。
純粋に士郎さんをお好きな方には怒られそうなのですけれど。
わたしと一部友人の間で、士郎さんの呼称は『士郎のおいちゃん』で固定なのです。
その、同じ兵庫県南部人なものですから……妙に親近感が。
何やら親戚に一人くらいこんなおいちゃん欲しいね、となったのです。
最初はそれこそ『士郎先生』だったのですが。いつのまにやら。
士郎先生→士郎さん→士郎のおっちゃん→士郎のおいちゃん
と、進化してゆきました。嘲弄なんて含まれてませんよ!あくまで親愛です。

で、話を戻してRD。
ああやはり。この方は兵庫県南部の人だ、なんて勝手に思ってしまいました。
海。あの。海。
兵庫県の南側に住まう身としましては、海はすぐそこ、身近すぎる存在。
海にも山にも恵まれて、生活に息づいています。
秋はお山へ、神様のお庭を借りて絢爛豪華に秋祭り。
夏は海へ、お盆の終わりに船を出し、ご先祖様のお見送り。
とりわけ海は、夏場にちょっと切り傷でも作ろうものなら、よく言われたものです。
『海に行けば治るわ』って。
傷には海水が効くのですよ。実際浸かれば治りは早いのです。
RDは海そのもの。海への憧憬、郷愁、懸想にも似た。
いっそ恋慕のような。
ハルさんが海に対して抱いているのは、そんな気がしました。

そういえばハルさんて不思議な方です。勿論、素敵な方でもありますが。
サーガでも言われていたように『眠る女と待つ男』というのは伝統的なモチーフです。
グリムなんかだとよーく見かけますもんね。
けれどハルさんは意表をついて『眠る男』です。
言葉を少し入れ替えるだけで、こうも新鮮な印象になるとは思いませんでした。
王子様が眠ったままでは、お話が進まないでしょうに(笑)
あ。でも…『眠る王子様』のお話も、幾つかありますね。
人魚姫なんかはそうですし(創作ですが)
グリムでも確かあったような…何でしたっけ……鉄のストーブ?
地位を奪われたお姫様が王子様に真実を話そうとするのだけれど、
薬を飲まされてて眠っている王子様はそれに気付かないやつ。
ハルさんが眠りすぎた王子様だとすると、ミナモさんは、やっと出会えたお姫様。
けれどもハルさんは既に、海という女王陛下と結ばれているようで。
むしろ海に対してのハルさんは騎士的なポジションになるのやもしれません。
多分ハルさんにとってのミナモさんは錨なのかなあ、なんてぼんやり考えてます。
眠りすぎた王子様と、目覚めに偶然立ち会ったお姫様。全てを包む女王陛下。
不思議な関係。けれども、とても、素敵です。

世界観にすっかり心奪われてもおりますが、お話も凄いです。
取り敢えず五話と六話の脚本さんは天才だと思いました。
そしていよいよ八話からは、我らが櫻井さんの出番ですし!
おお、とうとう櫻井さんが…エクストリームよしきタイムが……。
本を読む気力すら、あまりなくて。
録画した番組を見るくらいなら、どうにかできたので。
RDには、すっかり助けられました。
汚いものは上書きするように、きれいなものをくださいな。


そしてRDと並んできれいな上書きに貢献してくれたものといえば。
ソーマと無限のフロンティア。完全にモノリスさんの手の平の上です(笑)
むげんてぃあ、一言でまとめるのは相当に困難な作品ですが。
とにかく言えるのは、『楽しんでます』。
戦闘の形式はだいたい新世界仕様でしたし。延々エリアルヒットだと思えば。
ただ……アクション下手なものですから。時々本体を投げたくなります。
プレイ時間二十時間過ぎてますが、いまだに『キャンセル技って何?』な状態です。
何せ特殊技使えるのに気付いたのは六時間以上過ぎてですから!

「敵は全体攻撃使えるのに、こっちは使えへんのってずるいよな…ひいきやわ……。
あれ?そういや戦闘中のメニュー画面にある『技』って何かしら。戦闘中に技の確認ができるようになってんのかなあ。えーと、選んで、確認して、あれ横にカーソル動かせる。
何かなあ…………あ゛。」

遅い。
他にもとにかく下手なので、緊急回避されまくるされまくる。
それだけでも苛つくのに、回避時の敵台詞が『へたくそ!』だったりで腹立たしさ倍増。
むがー!と爆発しそうになったところでアシェンのターン回ってきた台詞が。
『いてこます。』で思わず大笑い。
いいなあ、いてこますいいなあ(笑)関西圏の人は大喜びだと思うのですが。
しばきたおすよりもソフトな響きで良いと思います。いてこます。

戦闘は得意か苦手かと問われれば即苦手と答えますが、会話は大好きです。
新世界でもお約束。戦闘前後の掛け合いはやはり見事です。
時々、コスモスで一瞬不快感が走りますが、それ以外は良好。
会話はみんな大好きですが、零児さんとかぐやさんの会話が大好きです。
この二人良くないですかわたし物凄くときめきを覚えたのですが。
カプじゃないですよ。零児さんには大切なネタ狐がいますからね。
新世界でも、零児さんは小牟へのツッコミが忙しくって。
他のキャラとの絡みも確かにあるのですが、ツッコミマスターの印象が強いです。
そこにかぐやさんです。あれですよ。その。擬似兄妹的なものを感じるのですよ。
――こういうことです。

Q.拙宅設定の、緋外套とヴォークリンデの関係は?
A.擬似兄妹です。

Q.ソーマプレイ中、大好きだった隊長とイデアの関係は?
A.擬似兄妹です。

Q.で、今回は?
A.擬似きょうだ(以下略)

弱点属性ですか。弱点属性なのですかこれは。
今までちっとも無自覚でしたが弱点属性だということなのでしょうか。
零児さんがかぐやさんに向ける台詞がとても優しいのですよ。
肩に力入ってるかぐやさんを、ふうわりフォローしたり。
目のやり場に困ってみたり。武器談義でちょっと盛り上がってみたり。
うん。可愛い。結論。
零児さんとハーケンの会話も仲良さそうで好きです。がんばれおとこのこ。
でもハーケンはさりげなく小牟と物凄く呼吸が合ってる気がするのですが。気のせい?
レギュラーメンバー、固定でいきたいのですが。どうも、そうできなくて。
全員大好きなものですから、まんべんなくレベル上げようとしてしまうのです。
うーん?レベル差偏っても大丈夫ですかねえ。
取り敢えず愛の差で零児さん、小牟、コスモスはレギュラー希望。
残る枠一つは、ハーケンかかぐやさんで交代ってとこでしょうか。

そうそう、コスモスと零児さんの会話で、凄く好きなのがありました。
「シャオムゥとはどうですか」
「何で今聞くんだ!」
ってやつ(笑)もうけたけた笑いました。
咄嗟にこの質問の裏側まで想像してしまったくらいです。
コスモスが自分の意志でこう訊ねるとは考えにくいです。
と、なると、誰かコスモスに吹き込んだ存在がいるはず。じゃあそれは……。
モモちゃん!モモち!(笑)断言しても良いです。
新世界でモモちはそりゃあもう要らんことをたーんと学習しましたから。
きっと、サーガ世界に帰った後も、シオンさんに熱弁ふるったに違いないです。
それこそ目をきらきらさせながら。
『今度レイジさんに会ったら、シャオムゥさんとはどうなんですかって、訊くんです!』
みたいに。そしてこんな入れ知恵をしたのは多分フェリシアかレイレイあたり。
こういう想像が一瞬でできてしまう、新世界が大好きです。



拍手をありがとうございます……!
さんざ留守にしておりましたのに。だめな管理人です。
ご心配をおかけしました。もう大丈夫です。これからもがっつり頑張ります。
後日、きっちりお返事させて頂きますね。
本当にありがとうございました(ぺこり)


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