2002年12月20日(金) おおげさな悲壮感
彼がバイトを決めたのが18日で、19日に打ち合わせ、20日から働き始めました。工場の朝シフトで、4時から13時までらしいです。最初の2日だけ通常シフトらしく8時から17時までなのですが、7時半までに工場に入らなくてはならないそうなので、6時半には起きなければなりません。
6時半に起きて8時間働いて帰ってくる。それは一般的に「労働」として受け入れられている範囲内のことであって、とりたてて辛い事ではないと思うのだけれど、彼は舞台仕立て(暗いうちに家を出て「工場」で作業着を着て働き、さして賃金も良くない)の所為か、辛そうにしています。そして相変わらず働きに行くことのほかは何もしていませんしする気配もありません。
バイト先に工場を選んだのは彼自身だけれど、バイト探しをさせたのは私で(どのみちしなければならないことだったのだけれど)、彼が慣れない職場から帰ってきた時に、私は傍にいるべきなのかどうか考えています。私が居れば彼は何もせずに(課題が沢山あるのに)休みを終えてしまうだろうと思い、私自身も狭い部屋に篭って彼のサポートと課題をする生活が嫌なので、早々に帰省しようかと思うのですが、一方で彼に大学の傍で働くことを頼んだのは私なのに、誰も友人の残らないここに彼をひとり置いていっていいのかなと思うのです。
年末年始に10日ほど休みがあるそうですし、気を回しすぎでしょうか。親離れのついでに一人でも働きとおしたと言う自信をつけてほしいのだけれど、余計な世話だとわかってますけれど。だよな。でも私が逆の立場だったら絶対怒るし。彼は私に頼るばかりでどんどんダメになってくし。心を鬼にすべきですか。むしろ本当に鬼とか言われますか。
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