そういえば、小さい頃に 「自分は”お姉さん”なんだ」なと 思ったときがありました。
幼稚園の子供がバスから降りてくるのを見て 小学二年生くらいだった私は 初めて懐かしさを感じたと思います。 自分が幼稚園生だった頃には ランドセルを背負うのは お兄さん、お姉さんでした。
「あの子たちから見たら、私は”お姉さん”なんだ・・・」
とか思ったのを、思い出しました。
時々はじかれたように 「自分はなんて子供なんだろう、何にも出来ないんだろう」と 考え出す事があります。
10歳で働いている子もいる。 同い年で子供を育てる子だっている。 自分の信念を持って、がむしゃらに頑張ってる人が、いる。 どんなに辛くても自分の為、人の為に。
私にできることは ネコに餌をやる事くらい。 その餌だって自分で作れるわけでもなく 買う事ができるわけでもない。 その餌やりさえ満足に出来ない時も あったりする。
「なんだ、本当に粗大ゴミじゃないか。」
社会のクズってこんな風に育っていくに違いないと それはもう、憂鬱に、なっていって。 自殺さえしかねなくて。
でも、やっぱりドコかで取り戻したい気持ちがあるんです。 死んだら、何も変えられないまま むしろ、子供の頃頑張ってた自分も 汚物で包めて掃き溜めに捨て去ってしまうのが もったいなくて、くやしくなったりします。
そう思うと、 例え「過去の栄光」なんて言われちゃっても あの頃の自分は凄いよね、と 大事にしたいのですよ。
ちょっとね、思った。

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