- 2004年06月09日(水) My宗教観(ネガティブな面から)
(原案帳#22から転載しておきます):
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わたしが警戒する「危険な宗教4条件」(こういう宗教とは関わらないこと):
・殺す宗教
(といっても、歴史上殺したことがなかった宗教なんてまずないんですけど;
だからあくまでこれは「現在」の状態、ということで。
宗教は本来「殺す」ということからは最も遠いものだと思う。
それなのに宗教を言い訳にして殺すことを正当化するのは、その宗教に対して最もたちの悪い冒涜だと思う)
・儲ける宗教
(宗教専従者が自分だけかろうじて生きていけるだけのお金を信者から預かる、ということを逸脱して「儲ける、稼ぐ」をやる宗教は、その宗教の信仰対象ではなく「お金を信仰している」ことになると思う)
・増やす宗教
(積極的に信者を増やそうとする宗教は、世俗的な「政治」を信仰してしまっているのだと思います。
本当に良い宗教は、ほうっておいても人は集まってくるし、むやみと大きな勢力になったりする必要はないのです)
・他宗教を否定する宗教
(これは、こうやって否定する条件を挙げるわたしの態度ももしかしたらそうかもしれません。
ただ、信仰する当人にとって自分の宗教が「絶対」であることと、他人が自分と同じ信仰を持つか持たないか、ということは、ぜんぜん別のことだと思っています。
わたし個人にとってキリスト教の神さまは絶対だし「他のなにものをも神としない」のはわたしにとって当然のことだと思っています。
けれど、だからあなたもわたしと同じ神さまを信じなさい、とは誰にも言いたくありません。
その人が自分と異なる何かを信じていることを間違っているとも思いません。
むしろ尊重したい、と思います)
この後ごちゃごちゃ書いたけど、しょせん人間の限界ある頭でいくら考えてもまともな結論は出ません。なのでカット。
あ、ひとつだけ。
わたしの考え方は、100年くらい昔の宗教哲学者、キェルケゴールの影響をかなり受けているらしいです。
(「キルケゴール」でもいい)
興味のある方は検索とかしてみては。