- 2002年03月29日(金) 「そうさく畑」出品は見送り 心療内科 他……
★1・「そうさく畑」出品は見送りますm(__)m
★2・心療内科
★3・ひ ま
★4・そのとき心に決めたこと
★5・競艇選手
★6・断片集ええと、皆さま、ごめんなさい。
『そうさく畑』への出品をちょっと前に書きました(→20020325「そうさく畑」)けれど、
私、実はとても無理をしてしまっていたようです。
異常に気付いてくれたのは、「相乗り」をお願いしていたHarris聖さんでした。
どうしてわかったのかというと、私が
「ありがとう」
を言ってなかったからです。
自分でもヘンだ、と思っていました。
だって、私は割と「ありがとう」がちゃんと言えるほうだと思っているので
(っていうか実際そうでしょ?
いちいち強調するのは「男だった頃」と比べるので、自分でもよくわかるのです。
あ、念のため、「男はありがとうを言わない」とは決め付けません。
男でもちゃんと「ありがとう」や「ごめんなさい」が言える人はいますからね!
ただ、女と比べるとちょっと少ないかな……
また逆に女は「ごめんなさい」を言い過ぎのことが、
今でもやっぱりちょっとだけ多いような気がします。
今の自分も含めて)
それなのに言わないのは何かおかしい、って。
でも、なんとなく気付いていても、何か決定的なことがないと
「まあ、いいや」
になっちゃうんですね。
準備のための日程もほとんど漠然としているだけで
ちっとも動けなかったし、
次の記事にも書くけど
製本とかいろんな作業をまともに続けるよりも
今の私はちゃんと疲労回復させることのほうが大切だったのでした。
私をしっかり見ていて、危険信号にいち早く気付いて
心配してくれたHarrisさん、ありがとう♪
(でも、ご迷惑おかけしてしまって本当にごめんなさいm(__)m)
これからも気長に取り組んでいこうとは思うので、
もしも力があれば年内中くらいにどこかの展示即売会に出品できれば。
あと、もしかしたら、フィクションじゃなくてもいいから
しっかりした本を上梓したほうがいいのかもしれない。
それも示唆してくれたこと、
感謝しています。
できることなら、何世代も読み継がれるような
しっかりした内容と体裁の本を、書きたいです。昨日の私はもう、だめでした。
(今日もまだ「だめ」かもしれない……でも、
「だめ」って何が?どう「だめ」なの?……??)
キッチンで頭を抱えてうずくまったまま身動きできなくなるし
奇妙なうめき声をあげてしまうし。
↑そんな自分を見て
「あ、こりゃもうだめだわ」
と思ってしまったのでした。
男だった頃は、そういう自分を責めていました。
(実は5年前に発病した頃にはそういうことがよくあった)
「こら、何を『キ○○イ』のフリしてる?
そうやって甘えたって、誰も助けちゃくれないんだよ!
このバカ!!
おまえの芝居じみた甘えはもう見飽きた。
さあ、そうやってみっともないことやるのはもう終わりにして
さっさと仕事に行け!!」
↑これでも、自分を「励ましている」つもりだったんですよ。
これじゃ「ハゲ増す」だけじゃんねー(-_-;
(すみません、ヲヤヂギャグはたぶん薬のせい)
で(^^;、と、とにかく(^^;、これが二つの原因からなのは明らかだったので――
原因1:前回(ってもう2週間過ぎちゃったよ(-_-;)もらった薬が切れたから
原因2:ギガンティックツアー、心底疲れたから
片方を何とかしようと思って心療内科に行ったのでした。
まあ、すごく流行ってる(時代が求めてる+駅前にある)ので、
「ゆっくり話を聞いてもらう」なんて無理ですけど、
そこの先生は私のことを3年前から知っているので、
ある程度理解ある態度を示してくれるかもしれない、と思ったのですね。
あ、何を「理解」してくれるのか、っていうと、
……
私は「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第2版)」によれば
第2・第3段階はほぼ終えてしまっているけれど
それ以前の「第1段階」つまり「精神療法」ができていない、
だからその部分の治療をしてもらって
さっさと「社会適応」したいんです、ということを「理解」してほしいと思ったのでした。
でもちょっとショックだった。
「MtF=ニューハーフ」
というステレオタイプに、お医者さんが見事にハマっているのが
わかっちゃったので。
でもまあ、薬はもらえたし(でも不眠だ)、
カウンセラーさんに話をもちかけることはできるというのも
いちおうわかったし。
教訓:
地方でGID医療を受けたかったら、できるだけ「ヒマな」病院を探すべし!
確かにGID医療は、その病院なりお医者さんが既にやっていることを
かなり犠牲にしなくてはできないほど「手間がかかる」のです。
「我も人なり、医者も人なり」
これ、座右の銘。
「信用できないから行かない」では、救われる命も救えない。
「どうせ自分の実験台のつもり」
だってデータがないんだから正確な治療ができないのは当然じゃん。
はっきりと「実験台になってください」と言える医者はむしろ良心的だと思う。
医者は人の命を救う神さまではありません。
殴れば痛いし睡眠不足にだってちゃんとなる、れっきとした人間なんです。
その人の領域を越えてまで
「自分では変えられないけど、先生、私を変えて!!
先生の睡眠時間をぜんぶ、私のために費やして!!」
と要求しては、泥沼の共依存に陥ってしまう。
こうやって言葉にするとバカバカしく見えるけど、
あんがい自分が「患者」(=救いを求める者)という属性を背負ってしまうと
かなり知的な人でも信じられないくらい依存的になってしまうものなのでは。
私は、医師に対して、ちゃんと距離をおいた信頼をしたいと思います。
ただ……
「距離をおく」ということと、簡単に行かなくなっちゃうということと、
ごっちゃにしてはいけないような……
以前「あてはまる!!」と思って戦々恐々としていた
「境界型人格障害」
のことが頭をよぎります。
このタイプは、最も医者に嫌われるから。
だって、自覚がなくても人を振り回し、さんざん弄んだ挙句に
「あなたのこと、ケーベツします」とか言って
ぷいっといなくなっちゃう……
っていうか、治療そのものを受け入れようとしないのが、
このタイプの大きな特徴の一つだから。
そうして、私はそのことに、かなり思い当たるのです。上の二つの記事を書いてみて、思うこと。
私、仕事もしてなくて、すっごーーーーーーーーーーーーーーーーく
ヒ マ
だったのでは?
なんだか、いつの間にか予備校講師やってた頃みたいに
「忙しく」なってる?!
しかも、あっちはお金になったのに、
こっちは一銭にもならない!!
これが「鬱」の、いちばん大きな原因。
焦りのせいで、「自分は何をしたいんだ」
ということまでが
あちらこちらにブレてしまう。
やりかけてけっきょく中途半端になっていること:
・HPの整理
(まだやってるほう(^^;
……っていうか、手を広げすぎ)
・日本語教師
依然として中断したまま(;_;)
・劇団
ってアンタ、練習行ってないでしょうにっ。
・小説執筆
頭にはよく思い浮かぶんだけど……
・男性問題講座
一度休むともう「私、離れちゃった……」と思い込むクセが。
・(↑に関連して)DVや性虐待について考える
あっちこっちをひとかじり、ふたかじり。
なんか失礼な気が。
・お料理
弟にやってもらう日が増えた……
(あっ、これは私が「疲れた+鬱」だから、今は仕方ないのか。
超感謝!!>Fくん)
・……
……まだなんかありそう。こわいよー。
これこそが「鬱状態」そのものみたい。
そうそう、前にある人(っていうか朔さん)から教わった
「そのとき心に決めたこと」、
ちょっとはっきりした項目立ててやってみようかな?
1.悲劇のヒロインの真似はもうしない。
2.辛くて苦しい時はちゃんと表現する。
3.限界設定を自分で決める。
4.順次、害のないアディクションにシフトしていく。
5.選択肢は必ず三個は考える。
6.ゲロの始末は一人にはさせない。
……いかん、長くなった。
次の記事、いってみよう。
(っていうか、これがやばい……(-_-;)私なりに考えてみる。
1.悲劇のヒロインの真似はもうしない。
あ、のっけから、私これ、なんのことかわかってないや。
「この世にたった一人、私だけがこんなことを抱えているのよ! ああなんてかあいそおなわたし」
(↑文の後半アホ化してます(-_-;)
ということだったら、いちおうそうは思ってなくて、
自分と同じような、でも一人一人ちょっとずつ違うものを抱えているのだから、
「比べる」のも、また「隠す」のもしなくていい、と思っているつもり。
(ネットコミュニケーションのおかげでそれはわかった)
2.辛くて苦しい時はちゃんと表現する。
しっぱなし。
っていうか、しすぎかも。
でも、ときどき言えないことがあると、実はそれって
「言えないほどタイヘン」だったりするのでした……
進行形で今も起きていることは、逆にほとんどない。
最後の共依存関係から逃れて、私はどことなく「ぽーっ」としているような。
それとも、まだまだ「最後」じゃないのか。
3.限界設定を自分で決める。
たとえば、この日記の記事は「最大6件まで」にするとか、
1日に1万字以上は書かない、とか。
でも、それは「越えたらちょっとどっかおかしい(もしかしたらお医者さんに行く必要アリ?)」
ということに「気付く」だけ。
誰か「投影」についての「限界設定」のしかた、教えてくれー。
(だって、最近やっと「あ、これ投影してるんだ」と気が付くようになってきたけど、
それってなかなか抑えられない感情になっちゃうんだもん。
「もっと話がしたい、もっと返事してほしい」とか…… ああ、うざい。自分でも気持ち悪い。
って、実は具体的に何か「気持ち悪くなるようなこと」を想像したりしてるわけではないので、
私自身が気にして「気持ち悪い」とか書くほうが、よっぽど気持ち悪さに拍車をかけてしまうのかも。
それって「自爆テロ」? やーん、すごくバカっぽーーーい!!>私)
!あっ、そうか。
誰か、女同士の距離のとり方、もうちょっとしっかり教えてくれー。
(「それがわかればこんなに苦労しないわよ!」という返事が、
石と一緒に投げ返ってきそうな気がする……(-_-;)
4.順次、害のないアディクションにシフトしていく。
……加害はたぶんもうしないと思うけど、
寿命は削った。
でも、加害するよりも1万倍はましなので、これはこれでいいや。
あとは、弟にやたらべたべた触ろうとしないこと(けっこうまじで嫌がってる(;_;))、
お金になることにアディクトするようにシフトしていくこと。かな。
(これも「それができれば苦労はせんわーーーっ!!」と怒られそう……)
最近、「仕事」は全て「アディクション」かも、と思う……
5.選択肢は必ず三個は考える。
安全が保たれてる時にまでいちいちやってる余裕はないけど、
本当にやばい時には「選択肢は三つ」って言えてるような気が。
元パとの関係では、いつも「二者択一」を迫られていた。
「第三の選択」は許されなかった……
(そりゃ元パの限界だし、私の限界)
これは「感想」だけで終わっちゃった。
外は恵みの雨が降っている……
6.ゲロの始末は一人にはさせない。
これ、最近、やたらとやってしまった。
掲示板6枚かけた。(←あっちこっち)
でも、オフライン……ていうか、たった一つのハグにかなわない、と思う。
掲示板では、相手の表情も息遣いもしぐさもにおいも、何一つわからない。
それはやっぱり、さびしい。 この感情は、もしかしたら「さびしさの動物」である「男」のものかもしれない。
でも、ちゃんと表せるだけ、まだまし。
さびしさを「さびしい」とたった一つの形容詞で表さずに、
よくわからない理屈でああだこうだ言って人を引きとめようとするような
しつこい男と比べたら。
でも……それでも、なお思ってしまうんだけど……
私って、実は心底「さびしい人」なのかもしれない。
死ぬときは一人だな、きっと……
それって、鬱。Yahooニュース
★6・断片集
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020327-00000745-jij-soci
より転載です。
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性同一性障害の女子選手、男子登録に=人権上の観点から変更−競艇
全国モーターボート競走会連合会は27日、性同一性障害の競艇選手からの申し出を受け、選手登録を女子から男子に変更すると発表した。同連合会が、このような登録変更をするのは初めてのケース。
同連合会は、当該選手から「現在、女子選手として競走に参加しているが、今後、男子選手として参加したい」との申し出を受け、運営上の問題などについて検討を重ねた。その結果、人権上の観点から男子選手として扱うことが望ましいとの結論に達したという。 (時事通信)
[3月27日19時3分更新]
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なーんか、まるで「金八先生」の最終回に合わせたみたいな、
タイムリーなニュース。
まあ、もとから「金八先生」に対してあんまり良く思ってない人たちの中には
「性同一性障害なんて、そんなのめったにあるわけないだろう
(関係ないし、半分は空想の産物だろ?)」
とか思っている人も多いのでは。
「競艇」とかギャンブル好きのヲヤヂなんかで、
「信じたくないことはこの世に存在しない」
と頑なに思っている人が多そうなので、
そういう意味でもなんかできすぎ?なくらい、と感じてしまう。
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