- 2002年02月03日(日) 転載(TSFJより) 「概念遊び」
★1・転載(TSFJより)
★2・「概念遊び」
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★4・昨日の文字数、他
(とても心配になってしまい、1件削除)Re:TS中核群:わたしは産まれたときから女だった
投稿者---里花(2002/02/01 01:05:17)
こんばんは。
たぶん「中核群」ではないと思う、私の場合のこと、書きますね。
おかしいと思われるかもしれないけれど。
1.生まれた頃……たぶん「男の子」「女の子」ということはわかっていなかったんじゃないでしょうか。
後から思えば、「たぶん最初から女の子だったんだろうな」と思いますけど。
2.気が付いたきっかけ……よくありそうな話ですけど、
確か父親に「好きな色を選びなさい」と言われて、「赤」を選んだら、
「好きな色」って言ったくせに「赤はやめておきなさい。女の子の色だから」と言われて、
「ウソつき」と思いました。
そのとき、「私は(直感的には、とか感覚的には?)女の子」と感じました。
それが、確か幼稚園くらいの頃だったと思います。
3.おちんちんがあるのがおかしい、と本格的に思うようになったのは、中学に入ってからです。
それまで、小学校の頃はそんなに困っていませんでした。
というのは、あまり気にならなかったから。
でも、(第二次性徴は私の場合、むしろ早熟だったようで)10歳ぐらいのときに「精通」があって、
「なに、これ??!!」とすごいショックだったのは覚えています。
ああ、そうか、それで「なんでこういうものがついてて、こんなことになるんだろう?
これは何かの間違い」と思ったのですね。
あと、家族の中で、なぜか私は自分が父親ではなく、母親と「同じ側にいる」と
いつも思っていました。
それを確信したのは、確か小学校の中ごろからだったと思います。
それは、その後父が死んでからも、昨年母が死んでからも、変わってはいません。
4.でも、内心は「おかしい」と思うのに、私は「男子校」に入れられてしまって、
そうなったらもう「男の子になるしかない」ので、
(それに、中学2年の頃にはもう身長が172cmぐらいあったんですよ(-_-;
「こんなデカい女、いない」と思いました。)
それからは「男の子らしくする努力」をするようになりました。
その頃には、どこでどういうふうに教えられたのか、
「体が男のかたちをしているのなら、男になるしかない」と決め付けていて、
それでも「ある朝目覚めたら、男の体だったのは夢だった」ということが本当に起きないか、と
毎日お祈りしてはいたけれど、
高校に入る頃には
「そんなこと、あるわけないじゃーん」
と醒めてしまっていました。
どんどん男っぽくなっていく体が醜くていやで、
まるで自分が「デビルマン」に変身でもしていくようで、
できるだけ体が隠れるような長いコートとか着てばっかりいたこともありました。
5.高校を卒業する時に、町で突然男の人に声をかけられて、
私は内心すごく嬉しかった(……スミマセン、正直な気持ちです)のですが、
実は「体が目当て」で、
「このままではハマる」と思って、
大学に入ってからはまるで「マッチョ」にでもなるかのように、
「音楽やってカッコイイ男」「女の子を好きになる男」を目指しました。
でも、なぜか「スポーツ」は嫌いでした。
だって、筋肉質になるのはいやだったんだもん。
もしかしたら、何かきっかけがあって、
ちゃんと「女に戻っていい」時が来るかもしれない、と思っていたから。
6.大学を卒業してから、すぐには就職しませんでした。
だって、そのまま会社とかに入ってしまったら、「男のまま」じゃん。
っていうか、「男でいるなら音楽やってなくちゃダメ」という
何かわけのわからない思い込みがあって、
でもその前の「男でいるなら」にムリがあることに自分でも薄々気づいていたらしく、
けっきょくその道も中途半端にしてしまいました。
7.で、最後に東京での暮らしが破綻して、
正直言うと「姉」みたいに慕っていた女性に相談して、
(っていうか大学の時の彼女だったんですけど)
そのまま結婚することになって、
「寿退社」して郷里に帰ってしまったのでした。
前にどこかでタイトルのような議論をしたとき、私は
「そんなのおかしい」
と言っていたような気がします。
でも、上に述べたように、私の記憶では、
そりゃ「例を挙げろ」と言われれば「女の子っぽい遊びが好きだった」とか挙げられるけど、
男の子っぽい遊びがぜんぜん嫌いだったかと言えば、
ウルトラマンとかも好きだったし、自動車も好きだったし、
どちらともつかなかった、というのが本当のところです。
っていうか、「性別について、幼児の頃はわかっていなかった」としか
言いようがありません。
ただ、いつの間にそう思うようになったのか、自分でも覚えていませんけれど、
けっきょく
「いつか女の子に戻れる」
と思いながら、たぶん思春期頃から後の人生を送ってきた、
そんな気はします。
今は、私の言っていることは筋が通っていないのかもしれないけれど、
>中核群とは 心と体のギャップを 物心ついた頃から感じている人の事
>
>
>わたしは 中核群TSです
>「だから 産まれた時から女だった」という表現が理解できるし 使ってます
という言葉、理解できると思います。
あと、私が「自分は中核群ではない」と言わなければならないのは、
「男のふりをしよう」と思えば、そこそこできてしまった、ということだと思います。
実際、(言ってしまうのはとてもイヤだけど)結婚とか仕事とかが破綻しなければ、
とりあえず「死ぬまで我慢できる」と思っていたもん。
「死ぬまで隠しとおして、自分ひとりでお墓に持っていってしまえば、
誰も困らない」って。
はっきり言って、そんなのムリでしたー、あはははは。
だって、おかしな隠し事するから、結婚も仕事も破綻するんだもん!
で。
すごく嫌な言い方だけど、私はたまたま「男としてパスしやすいタイプ」だったから、
「中核群」として育たなかったのかな、という気もします。
体が大きく育っちゃった、とか。
おちんちん切ってしまおうと思ったことも何度かあったけど、
なぜか高校生ぐらいの頃には「女性器と男性器の発生系統的な起源は同じ」とか
生物の教科書とか資料集とかひっくり返して、
「これでも女の子と元は同じかたち」と納得しようとして、
どうにかなっちゃったし。
(でも、理解のしかたが歪んでいて、未だに「ウォルフ管」と「ミュラー管」の区別がつかないままなんです。
何度も確かめて、その都度「ああ、そうだったんだ」と納得するのに、
なぜか次に思い出すと覚えてない? 何、これ?)
他の人たちもいろいろとレスしているみたいだけれど、
とりあえず、私が自分について思っていること。
Yxxxさん、私、あなたの言葉、今ならわかるよ♪
他の人たちの言葉も、少しずつですけれど、
読んでいこうと思います。
失礼しました。「性のカテゴリ」
私は「性」について考えたり語ったりするのに、
やたらと「カテゴリ分け」して考えるのが好きです。
で、今までは「4分法」を使っていましたけれど、
あちこちの議論を見ているうちに、なんだかもう一つ考えたくなってきたので、
それを含めてもう一度「5分法」として以下紹介します。
*「そういうリクツって無意味」と言われるでしょうけれど、
もしかしたらめいめいが「自分のこと」を語るだけでは
共感しきれないこともあると思うのです……
そういうときには、相互理解の手立てとして、
こういう一見「お遊び」のようなことをして、
まあくだらないことなのかもしれないけど、それをいちおう「同じ土俵」だと思って
お互いそこに立ってお話することも
たまにはいいのじゃないでしょうか……
自信がないので、よそには公表しないんだけどさ……
◆セックス=生物学的性(または性別)。その大半は「遺伝子」によって決定づけられる。
(sex)
(後の3つから「フィードバック」を受けて変化する部分も、僅かながらあると思う)
◆ジェンダー=社会学的性(または性別);セックスを「素材」として成立する。
(gender role)
◆ジェンダー・アイデンティティ(性自認)=上記の「セックス」とジェンダーの「仲立ち」として成立する。
(gender identity)
(当然かもしれないけれど、「セックス」⇔「ジェンダー」の両者からフィードバックされるかたちで形成されていく)
(時には「セクシャリティ」からフィードバックを受けて形成されることも;「彼に愛されたいから私は女(であるべき)」とか……)
◆New!(?)「ジェンダー・アピアランス」=外見的性(または性別);「性自認」に影響を与える。
(gender appearance) ふつう「パス/リード」と呼ばれているものだけど、
「パス」というと「パスする=良いこと」/「パスできない(リードされる)=悪いこと」みたいな「単純な優劣」に支配されてるみたいで。
それ、実はキリスト教的男女観を無反省に取り込んでしまっていると思うけど?
(私は決してキリスト教が間違っているとは言わない……ただ、2000年前の書き方をそのまま今に当てはめるな、って感じ(-_-;)
けっきょく、まるで「同じ身体障害でも自分で歩ける人は『良い』けど歩けない人は『悪い』」というのと
同じことを言わなければならないところにハマってしまっているような……うう、それじゃ、なんか「差別」?(;_;)
なので、あえて新しい概念を作ってみた。
◆セクシャリティ(セクシュアリティ)=性指向;「性的対象」としての性別。
上記の4つ(sex, gender role / identity / appearance)を総動員し、
更に「xq28」とかいう遺伝子その他の身体環境やら生育歴やら、その他の文化やら政治やらによって決まる。
「性指向」そのものが文化。
ただ、「関係性の性別」つまり「関係性」の中で初めて成立する、というのは
「ジェンダー」のつく3つのカテゴリについても言えることなので、どう違うかを考えたほうがいいのかも。
今はよくわからない。
あと、私がいつもこだわる割にわかってもらえない……というか、こだわってる私自身よくわかんないんだけどさ、
「ジェンダー」と呼ばれるものにはとても多様な方向性を内包していて、たとえば
・ジェンダー・ロール:自分→周囲に対して「どういう性別として振る舞い(or扱われ)たいか」ということ
・ジェンダー・アピアランス:自分←周囲から「どういう性別として扱われるか」ということ
・ジェンダー・アイデンティティ:「周囲→自分→周囲」という枠組みの中で中心となる「自分」を
総合的に「どういう性」として評価・判断するか、ということ
全てが「関係性の中だけで決まる」とも「生物学的に規定されている」とも、決め付けたくはない。
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ふう。
やっと言えた、ホンネ♪
……ていうか、ただ「ホンネ」っていうのもちょっと違うかな。
この間、頭の中で渦巻いていたけど、整理がつかずにぐだぐだしていたこと。
あとは、これをめいめいの当事者が「自分の場合」に当てはめてみる……
で、「同じ」なら共通認識が語れるし、「違う」のなら理解しようとすればいい、
それだけのこと……と思うんだけど。
「同じ」「違う」というだけのことなのに、いつのまにか「正しい」「間違っている」と混同されるのが、
なんだかイタい。(*「原案帳メール」より)
送信者:章香(あやか)
日時:2002年2月3日 5:45
宛先:jackie-matthews@syd.odn.ne.jp
件名:原案帳
「それは違うだろう」
と、否定から対話に入る人とは、あまり話したくない。
以前と比べて、私はそう言われると黙ってしまうことが多くなったし、
でも相手がこちらの話をしっかり聞かないうちに「頭ごなし」に否定しているのが、
まざまざとわかるからだ。
(こちらが肯定していることを、はじめて自分が言い出したような言い方で言ってみたり)
ああ、恥ずかしい…
なんでヲヤヂって、自分を外から見る視点を持てないんだろう…
しかもそれ、私も以前はそういうところがあったような気がするし…わあお、昨日の文章、「400字詰×28枚と13行」だって!!
約11400字?!……
原稿料「1枚1000円」だとしても、2万8000円……
1日の日当としては、まあまあじゃないの……
税金とか経費とか、一切含むとしても……
まめ知識 d(^_^)
「日給」でもらうお給料の、だいたい大雑把に言ってその「2倍」が
雇用者側の「人件費」と考えられる、って知ってた?
「給料安くてこき使われて、経営者はさぞかし儲かってるんだろーなー……」
なんて、今どき思ってる人は少ないと思うけど、
もしもいたら要注意。
実際には「経営者」なんて、ぜんぜん儲かってなんかいまへーん!!
なんかムナシイ贅沢をしてるのは「同業者に対する見栄」とか
「営業上のディスプレイ」とかそんなもんで、
本人はそんなことしてても心から楽しめてなんかいないものです。
だって、贅沢そうにしている人ほど、なんだか不健康そうな顔しているもん。
と、モーソーは膨らむのでした……
(金曜日に書いたのは、実は人を笑わせたくて創作してるのではなかった、とか(-_-;)
密かにやってる人はよくいるだろうけど、自分の日記にUPして
自分で「さらす」なんて、私くらいのものか……追記:
今ちょっと、デパスでらりってましゅ。
……なんて、そんなこと書くとやばいし、
ODとかの問題に心を痛めている人に申し訳ないのかもしれないけど、
それは踏まえてるつもり。
だってえー、私、1錠しか飲んでないんだよ!!
それでもこんなにきいちゃうんだもん!
だからむしろ、「心にきくクスリ」っていうのは
よほど気をつけて服用しなくちゃいけないんだ、と思う。
私、今ことさらに「デパスでラリって……」なんて書くのは、
お医者さんから処方されたときに
「これは睡眠薬がわりに使ってください」
と言われたし、ふだんは飲んですぐに寝てしまう、
で、実際でパス飲んで寝ると間違いなく
ほんの10分か15分(?? ちゃんと覚えてもいない)で眠れるのに、
今はちょっとおかしな時間(確か夕方6時頃だった)に飲んでしまい、
その後寝ようとしていないので、
「処方箋どおりではない飲み方」をしていて、
それってある意味「OD(オーバードーズ……クスリの過剰服用)」と同じようなことだと思うので、
反省を込めて書いてるのです。
どうですか?
この文章が、ふだんの私から考えても、更に「なんかおかしい、異様だ」というの、
わかります?
どうかどうか、皆さん、軽々しく「OD」なんて、しないでくださいね。
……っていうか、ああ、わかった、「知りもしないくせに、そもそも話題にするな!!」
っていうことですね。
本当に、その通り。
会津里花っていうのは、とんでもないやつだ。