ネットで文章を読んでいると、色々と特殊な言葉に出会ったりする。 独特な造語とか、当て字とか、文章のジャンルによって本当に多くの言葉に出会う。 不思議とこちらもネットで文章を読みつけていると、 特殊な言葉に対する類推能力が長けてきたりするもんである。
んで、ここ数年ずっと気になっていたのが、 「ひとりごちる」 と言う言葉。 これは果たして正しい日本語として既存するものなのか、 それとも何かの誤解から発生した造語なのか。 気になるものの調べることも無く、今日まできておった。 それがふとした拍子に調べてみよう、とて辞書を引いてみたのである。 最初は「ひとり」と「ごちる」に分かれると思って調べたんだが、 それじゃあ一向出ない。 「ごつ」ってのは出てきたんだけども、合ってるような合ってないような。 んで、いっそ「ひとりごちる」が一語なのかと思って調べなおした。 そしたらちゃんと出てきました、 「ひとりごつ」 という動詞が。わたくしの勉強不足でしたね。 しかしだな、この動詞はタ行五段活用、もしくはタ行四段活用なのですよ。 古文文法では四段活用、口語文法では五段なのですね。 ってことはどっちにしろ「ひとりごちる」という活用形は存在しないんじゃないのかね。 「ひとりごち」という連用形はあるけれども、 「る」っていう助動詞は口語文法上に存在するのか? わたしゃ古文文法は職業上覚えてるけれども、口語文法はさっぱりだ。 念のため手持ちの広辞苑で「る」を引いてみたが、 案の定、古文文法の助動詞「る」しか出てこなかった。 しかしこの「る」は受身・可能・自発・尊敬の助動詞であるし、 何より未然形接続する助動詞であるので、「ひとりごつ」と接続するとき 「ひとりごたる」となる筈である。 従って「ひとりごち」という連用形に接続して「ひとりごちる」となることは 古文文法上はあり得ない。 また完了の助動詞「り」の連体形「る」もあるが、 この助動詞も四段活用の已然形(命令形とも)に接続するので、 「ひとりごてる(+体言)」になる筈だから、これもあり得ない。 ってことは、「ひとりごちる」っていうのは何なんですか。 「ひとりごつ」という動詞を勝手に変化させた言葉なんですか。 古文文法での上二段動詞を口語文法で上一段動詞に変化させたのと 言わば同じ感覚で誤用しているんだろうか。 口語文法はよく知らんので、どなたか詳しい方、文法的に説明してくれませぬか。 仕事で国語とか教えるようになってから、やたらこういうのが気になりだしたなぁ。
あのー、全然関係ないんだけど、今「ぷっスマ」(テレ朝系列)で 私が大好きだったビンゴボンゴの「VAMONOS」がちょっとだけ流れたよ! ビンゴボンゴに関しては「VAMONOS」の一曲きりしか知らないのだけど、 数回PVを見ただけで強烈に記憶に残るくらい格好いい曲だったと思う。 まだユースケサンタマリアがトータス松本と一緒に、音楽専門チャンネルで 「夕陽のドラゴン」とかやってた頃ですな。懐かしいねぇ。 そういえばユースケは山崎まさよしと中山崎なるユニットを組んでたよな。 あれは一体どうなったんだ? いつの間にか自然解消? カロゴンズといい、中山崎といい、ユースケは使い捨てユニットが多すぎる(笑)。
毎度日記を書いて思うんだが、どうして私はいつも一貫性のない文章を書くのか。 書きたいことを思いつくがまま書いてる感がありますな。 性格が出ておるな。 まぁいいや、小論文書いてるわけでもないし、好きに書くでよ。
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