寒い。 私は寒さに弱い動物です。 鼻をすすっていても、 どうか風邪ひきとは思わないで下さい。
子供の頃あまりに病弱だった私は、 自分でかわいそうだかわいそうだと、 悲観し世を恨む子でした。 喘息で眠れず、 咳き込んで世を呪いました、フフ、フ。
生まれ来たことを憎んで、 お寿司を食べました。 それすら吐きました。
人生は仏教で言うところの「業」、 つまりカルマ。 罰を受けるために生かされ、 日々苦しい思いは、 私の罪のせいなどと。
輪廻転生してまた罰を受け、 永久に終わることのない苦、苦、また苦。 時には餓鬼畜生にまでおとしめらるる。 そう、救いの手立ては解脱あるのみ。 修行・修行。 唱えろ!唱えろ! もういっかーい!!
否。 現実は、夢みたいなものかしら? なら別に。別に良いんじゃないかしら? 逃げろ。 けど行く先はもっと怖いところ。
私と目の前の無機物はおんなじ。 気付く事が必ずしも、 いいこととは限りません。 しかし眼をつぶるのもいかがなものかと。
読めないから生きていけるという人もいた。 見えないから。 それはキリスト教的だとは思ってないでしょうが。
ナウ。 私はこんなこと少しも思っていないの。
当たり前じゃないの。
ただたまに吹っ飛ぶのは楽しい。 いとをかし的趣向。 そんな退屈な日曜日。
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