ひまつぶし日記

2001年11月28日(水) 漫画道

つい一年程前、少女漫画家になりたかった。
吉祥寺の画材屋さんとユザワヤで、バイト代を注ぎ込んで、
買いました。紙とかペンとかスクリーントーンとか。

私は少女漫画を愛する、乙女座なんだ。
愛読雑誌は、別冊マーガレット。略して別マ。

最近の女子(おなご)たちは、みな少年漫画やら青年漫画やらに流れてしまい、
少女漫画の社会的地位は下がる一方。
あぁ嘆かわしい。

そんな漫画界を変革しようと一人、
それは大学2年の秋、
目論んだ。

ベレー帽被りたかった。
作者の顔は美化しようと思った。
印税で青山のマンションに住もうと思った。

私は描いた。
女の子の横顔とか。

そのころ受けていた阿部先生のサブカルチャー論。
テーマは漫画。しかし、
そこで出会った古谷兎丸に傾倒して、
私は少女漫画化の道を絶つことになる。




それはマリィの奏でる音楽。
私も空に浮かびたいって。
そう思ったら負けた。


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