samahani
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2005年07月28日(木)

数年前までDCで一緒に遊んでいた友人に「いつ帰りますか?」というメールをもらい、またみんなで会うことになった。(普段はほとんど音信不通なんだけど) 

4人のスケジュール調整をしたら、私の帰国の翌日になってしまい、かなり悩んだことがある。私は、日本でしか美容院に行かない。なので、日本に帰国直前の私の頭はすごいことになっている。一年に一度、七夕の織姫と彦星並みの逢瀬の日にきれいにして行きたいと思うのは、乙女心(突っ込み不可)というものだ。

「きれい」をとるか、「待ち焦がれた日本の美容院」をとるか非常に悩みどころだったのだけど、結局、やっぱり、当然(?)・・・「きれい」をとったのだった。その「きれい」というのは、 自分で白髪染めをする(見えるところだけ) ってことなんだけど。

去年も会って、なんだか落ち込んでしまって、あとでため息ばかりついていたけれど、今年はそんなふうにはならなかった。私立中学の帰国子女受験の話になると、相変わらずちんぷんかんぷんで「すっごいのよー」と言われても、そのすごさが分からなかったけど。で、高校も中学もたったひとつかふたつの選択肢しかないうちの子たちと違い、どうして都会にはそんなに山のように私立中学があるのだろうという驚きと、塾通いも受験も大変そうだなというのは分かった。

この夏は、夫が一緒に日本に来ている。出張先のイランから、直接日本に来たので約3週間ぶりに夫と会った。まだ日本での仕事があって、初日は仕事関係の人とお酒を飲みにいき、12時過ぎにべろんべろんになって帰ってきて、それが日本での初対面だったけれど、そんな夫でも優しい気持ちで迎えてあげることができた。3週間の効用は、なかなかにすばらしい。毎日顔をつき合わせていると文句を言いたくなる場面も多いけれど、居なくなるとやっぱり寂しい。

夫の勤務先の50歳くらいの日本人の奥さんが、「私たちは結婚して20数年になるけれど、夫の出張のおかげでいつまでも新婚みたいに新鮮な気持ちでいられます」と言っていた。

ウチも、この出張パターンって結構いいかもしれない。
帰ってきてからの優しい気持ちが、いつまで持つかが問題なんだけど。


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