samahani
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2004年07月24日(土) |
仕事の話はおもしろい |
会うたびいつも、違う仕事の話をしている友達がいる。普通に会社勤めをしながら、副業でいろんなことに手を出しているのだが、そこそこ儲かっていたり、投資した分の元を取るのがやっとだったり。なんで、そこまで自分の時間をつぶしてお金儲けしたいのかなあと、私なんかその情熱のほうに感心してしまうのだけど、そう言えば、ワシントンの友達にもそういう人がいたんだった。彼女もいろんなところから仕事を見つけ出してきたり、自分で作っちゃったりして、子供が4人もいるっていうのに、育児なんかほとんどしないで、とにかく忙しそうにしている。おもしろい人なので、ときどき電話して様子を聞こうと思うのだけど、いつ電話してもいなくて、たまに向こうから電話がかかってくると、「わるいー、10日も家を空けてたから」なんて言う。
昨日、久しぶりの友達と仕事の話ばっかりしていたら、その彼女が何気なく私に話してくれて、忘れかけてた話を思い出した。
アメリカのスリフト・ショップ(Thrift Shop)で、1ドルくらいで売られているあるもの(内緒)が、日本でブームになっていて、数千円で売られているらしいのだ。それを、日本に持っていって、店を出すか、ヤフーオークションなんかで売ればすっごく儲かるのにそこまで時間がないからできないとワシントンの友達は言う。
その話を教えてあげると、いてもたってもいられなくなったらしく、その場で、インターネットカフェにふたりで行って、そっそくサーチして見ることになった。すると、ほんとにヤフーオークションでたくさんの売買がなされていて、入札数も多く、7千円とか8千円とかの値段がついていたのだ。
この話、資本がかかってないから、少ししか儲からなくても損にはならないってところまでは意見が一致したのだけど、じゃあどうやって持って来るのとか、ほんとにスリフト・ショップで大量に手に入るのとかの部分がまだ未定なのである。
それに、「さとこちゃんみたいに、そうやって小銭儲けなくていい人は、そんなことにあんまり首を突っ込まないほうがいいよ」なんて、当の本人に言われてしまうと、そうかなあなんて気もしてしまう。別に私に商売っ気があるわけではないし。
何にもしないで、ひと月に10万も儲ける話とか、人脈が大事とか、私には無理な話ばっかりだったけど、それにしても、仕事の話はおもしろい。
(*)Thrift Shop。直訳すると「倹約 shop」 要するに中古屋さん。例えば、キリスト教組織の救世軍(Salvation Army)が経営するものなどは、アメリカ全土にある。また、その地域だけに限って数店舗あるミニチェーン店とか、一店舗だけのものも多い。イギリスでは、Charity Shopと呼ばれることが多い。
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