samahani
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2004年07月23日(金) ぼく寂しいよ !?

私がその昔、田舎の高校生だった頃、既に東京に出てきて大学生してる兄のところに居候して、夏休みに予備校通いをしたことがある。そのときの私もそうだった。「えーん、乗り換えに自信ないから、お兄ちゃんついてきてよ」って泣きついたら、「何言ってるの、そんなこと一人でできない方がおかしいよ」って、ライオンが崖から子どもを突き落とすような冷たさで言われたのだった。

今の息子は、なんだかあの頃の私を彷彿とさせるような感じもする。最近は別行動していることも多いのだが、夕方、私のほうが帰りが遅いと「ママ、ちゃんと6時までには帰ってきてよ」と言うのだ。こんなに大きくなっても、やっぱり寂しいのねぇ、と嬉しいような悲しいような気持ちになって、でも、門限が6時ですか!? と、呆れていたら、「だってお腹空くもん」と言い、買ってくるお惣菜の指定までしてくれた。なんだ、ただの賄いおばさんってことですか。

いいさ、いいさ、こんなことも今のうち。ちゃんと仰る通りにいたしましょう。

昨日は少し涼しくなったらしいけど、ちょうど夏バテの出る頃で、野暮用して歩き回っていたら、歩き疲れて、腰が痛くなった。目的地が見つからなくて、実際は前を通っているのに、ぐるぐるあたりを回っていたのだ。そのうえ、親のために、格安航空券を手配しようとしたら、まだ売り出されていませんと言われ、目的も果たせず、余計に疲れた。日本とアメリカの旅行代理店のシステムは全然違うんだそうだ。

お引越しの片付け(荷物の整理)もあると言うのに、彼は全然手伝ってくれないし、そのうえ、ふたりして「テレビチャンピオン」(地下鉄王選手権)に見入ってしまって、そのあと、とってもとっても眠かった。テレビ、面白かったけど。


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