samahani
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2004年07月18日(日) kept walking

上の息子は、欲が無いと言うか、感情を出さないと言うか、自分から何か買って欲しいとか、どこかに行きたいとかいうことがあまりない。だから今回、ナンジャタウンに行ってみたいと彼が言ったとき、ナンジャってなんじゃ(←ベタ)と思ったし、さらに、プリンとかシュークリームとかのいろんなお菓子がいっぱいあるところ(池袋にある“食”のテーマパーク)と説明されても、まったく食指が動かなかったけれど、数少ない彼の望みとなれば、行かぬわけにはいくまいと思ったのだった。ところがそこには、餃子横丁なる昭和20年代を模したレトロな町も作られていて、これが私のツボに嵌まり、彼以上にはしゃいでしまった。

うーん。また行きたい。

それから、田町経由で東京タワーに行った。遠くに見える東京タワーに、「おおっ!」と感動して、引き寄せられるように足がそっちに向かっていったのだ。東京タワーには初めて来たと言う彼は、なんだか変な感心の仕方をしていて、「へー、東京タワーってこんなところだったんだー!」を連発していた。おばあさんばっかり、おのぼりさんばっかり(←含む:自分たち)、なんだかレトロな御土産物屋さん、どうしてこんなに(料金が)高いの、蝋人形館、水族館、トリックアート展、それから展望台。なので、ベンチに座ってのどを潤し、展望台にも上らず、また歩いて暑い中をとぼとぼと帰った。東京に来てから本当によく歩いている。万歩計でも持ちたいくらい。

まる一日彼と東京をうろつき、新宿でタイ料理を食べ、夜は銭湯で長湯をし、いろんなことをいっぱいした気分の土曜日だった。






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