samahani
indexpastwill


2004年07月15日(木) 東京銭湯物語

日々変化する東京で、銭湯もやっぱり進化している。昨日行った銭湯は前回の銭湯と違い、マンションの1階にあってキレイなだけではなく、気泡風呂、森林浴風呂、電気風呂、サウナ、水風呂もついている素敵なお風呂だった。(おんなじ400円なのになぁ) そこには、若いおねーちゃんも来ていて、長湯していても楽しいのだ。ひとりのおねーちゃんは、あんたいつまでからだ洗ってんねんというくらい、延々と体を洗い続けていた。すべるような肌で(触ったわけではないが)スタイルもいいんだが胸もない。(ちょっと残念←ヒトのこと言えるのか?) で、一度も湯船に浸かることなく、軽くシャワーで洗い流して出て行ってしまった。もうひとりのおねーちゃんはぽっちゃりとして色が白くてまるで、(以下略)彼女はコミック誌を持ち込んで、これまた延々と読み続けていた。年配のおばちゃんは、サウナと水風呂を行ったり来たり何度も繰り返して、修行僧のような面持ちで、深く切ないため息をふーっと吐いていた。

それらをずーっと観察している私も私なんだが。 

このまえの銭湯もそうだったが、ここも新しくてキレイなのに人は少ない。心置きなく洗い場を使えるのはいいが、これで経営は成り立つのだろうか。たった400円でこんなにリラックスできるすばらしいシステムも風呂好きの日本人ならではと思うのに、なくなってしまうんではないかと心配になる。

おーのー。

私はこんなふうに東京の生活を満喫している。

その昔、そんな時代もあったねと(by みゆき) おもいだしながら。 


さとこ |mail

My追加