samahani
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2002年11月07日(木) ブライアン、マジメな顔してそんなことを言っては困ります

11月5日〜7日の3日間、わたしは地下鉄に乗ってDCまで研修に通った。仕事することになったから・・とか言うと、ちょっとカッコよさげなのだが、何のことはない、仕事中は日本語を話すことになる。・・と言うより、英語は使わないようにと言われている。

つまり、日本語の先生になる予定なのだ。(あくまでも予定)

研修には、フランス語、スペイン語、ドイツ語、英語の先生になる人も来ていて、相互に、先生役、生徒役をした。

「これはペンです」
「これはペンですか?」
「はい、これはペンです」

というような会話を何種類も次々に練習したので、頭がパニックになった。1日目は、それでもまだやる気と集中力があったので、英語での研修もだいぶ分かったけれど、2日目、3日目はしょっちゅうぼぉっとして別のことを考えてしまった。英語を聞くには、「気力」と「体力」が必要なのだ。

それに、他のみんなは、第2外国語で既に勉強している人たちばかり。簡単なことさえ上手にリピートできないのは、私くらいなのだ。みんな優しいんだけど、なんだか41にもなって子ども扱いされてる気分だった・・・。

それでも、他のみんなが「日本語も習えるなんて嬉しい」とか「日本に興味があるから行ってみたい」とか「日本語は(音が)本当にきれいな言葉だよね」とか言ってくれるので、嬉しかった。

ところが2日目になって、強敵が現れた。彼の名前は、ブライアン。大学で4年間日本語を学び、2年間、日本に住んでいたことがあるそうで、流暢な日本語を話す。その彼が、日本語と英語の両方の先生として、学校に登録したいと言うのだ。えっー、もともと日本語を習いたいという生徒の数は少ないから、生徒を取り合うことになるではないか。(日本語のクラスはないので、個人レッスンのみ)。ブライアンは、別のところで英語の先生をしていたそうだから、教えることは上手だろうし・・・。

と、思っていたら、日本語の生徒のひとりは、新聞を読みそれを元に会話を進めるというレッスン方法なのだそうで、新聞は辞書がないと読めないと言っているブライアンには、教えることは無理そうだ。 やったぁ(・・・とか言ってるけど私にも無理だったりして)

それに、彼が日本語を教えるのは根本的に間違っていると思われる。






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そんなこと言う外国人がいたら、ちょっとヤバイです(笑)


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