samahani
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2002年10月20日(日) ストレスの「もと」

相変わらずsniper(狙撃犯)は捕まっていません。昨日の夜は、ついに12人目の被害者が出てしまったようです。

3日前、夫が出張から帰ってきました。今回ほど夫が帰ってきてくれて、ほっとしたことはありませんでした。やっぱり、わたしも見えないストレスを溜めていたのでしょう。いつもの3倍くらい優しく「おかえりぃ〜(はあと)」って言って、ゴロゴロとマトワリ付いたのも 束の間・・・・。

ところがっ、聞いてくださいよ奥さん! だったのです。

心配性で、何でも大袈裟に考える性格で、全てのコトを一大事だっ!と言い張る夫は、テレビを見て、今後の見通しの自己分析を始めたのです。

「平日より日曜日の方が人出が多くて安全だから買い物はこの土日に済まそう」
「見通しの悪いごみごみした所のガソリンスタンドに行かなきゃだめだよ」
「現場は拡散してきてるけど、絶対もとの場所(ウチの近所)に戻ってくるよ」
って、そりゃーもうウルサイったらありません。

いままでは、テレビを見ても半分も分かっていなかったので、「大丈夫かなあ」と心配するわたしとは対照的に、子どもたちは「そんなもん宝くじより当たる確率、少ないんだよ」と言って平然としていました。わたしの漠然とした不安は、夫が帰ってきたことによって、見える不安に変わってきてしまいました。

きょうも、夫と一緒に買い物に行ったのはいいけど、それだけでとてもストレスになりました。

ひとりで行けばよかったとは思わないけど、自己防衛して危険にあう確率が減るならそうするべきという夫の言い分も分かるけど、それでも・・

「パパと一緒にいるとストレスなんだよっ」って、思わず言ってしまいました。

夫は「ごめん、もう言わないよ」と言ったのに、買い物が終わって帰ってくるなり、ニュースをつけてテレビに釘付けになっていました。

あーあ、わたしのストレスのもとはなくなりそうにありません。

もちろん、sniperが捕まってくれることが第一で、夫の所為ではないと分かってはいても。


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