キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2008年09月20日(土) 結果。


同期の彼と飲みに行った結果。
私の予想とは違う結果になった。

私は彼に堕ちなかった。
絶対堕ちてしまうと思っていたのに。


仕事が終わって銀座で待ち合わせをした。
彼は本当にお洒落なイタリアンを予約してくれていて
始終、彼は紳士だった。

そして、海外研修のときのお土産をくれた。
「はるだけに特別に買ってきたんだよ。」
って。
なんで私が特別なの?
あなたには彼女が居るんでしょ?
そんな事言っていいの?
複雑すぎる。
だって、私がもし彼の彼女だとしたら許せないもん。
こんなの許せるはずない。


どんなにお洒落なお店に連れて行ってくれたって
どんなに気を遣ってくれたって
どんなに紳士で居てくれたって
どんなに優しくしてくれたって、ダメだった。
私がずっと欲しかったものを、彼は持っていたような気がしたのに
彼と居るのは息苦しかった。

多分、ただ単にそれは慣れの問題かもしれない。
けどそれでも、私はJが好きなんだなぁって思った。

Jは別に、お洒落なお店なんて連れて行ってくれないし
お祝いにお店を予約してくれるとかありえないし
美味しい料理をご馳走してくれる訳でもない。

でもそういうのって大して重要じゃないのかもって
同期の彼と居て思った。


同期の彼は、心を見せない。
私と似てるのかもしれない。人が怖いのかもしれない。

でもJは素直だから、初めて会ったときから
ずっと本音で、私に接してくれた。
騙されてるかもしれないけど、私だけを見てくれた。
彼なりに、本当に彼なりにだけど大切にしてくれてた。


J以外の人をまだ愛することができない自分に嫌気がさすときだってあるけど
それでいいのかもなって思った。
先の見えない遠距離でもまだいいのかなって思えた。


ねぇ、J。
キミを想うのはせつなくて哀しいときもあるけど
それ以上を上回る嬉しさや楽しさや幸せをキミはくれるから
だからまだキミから離れられないよ。


 


はるか |MAIL

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