キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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GWの後半は、Jがずっと私の所に来てくれた。 (いつも書いてるけど)Jは普段、私に「会いたい」なんて言わないし Jは私に会えなくても大丈夫なのだろうと思っていた。
GWは、一緒に出かけて、一緒に映画を観て、 家でもDVDで映画を観て、 初めて一緒に飲みに行って、 プリクラを沢山撮って、ほんとに楽しかった。 毎日お昼頃までうだうだ寝て、私がブランチを作って Jは美味しい、美味しいと食べてくれた。 ずっと一緒に居られればいいのにと思った。 ずっとくっついて居られればいいのにと思った。 でも私たちには適わない。あと、最低2年は。
昨日の午後、Jは帰ってしまった。 別れ際、私は凄く哀しくて、いつものように泣きそうだったけれど Jはいつも通り。いつもよりむしろ平気な感じで 少しも哀しい素振りなんて見せない。 哀しいのは私だけか、とまた不安になって自信がなくなって 淋しくて淋しくて哀しかった。
お別れをして家に戻ると、部屋には当然私一人。 ついさっきまではJと一緒に居たのに。 一緒に居たのに。 一緒に居たのに。 そこに居てくれたのに。 また私は一人で。 この孤独は私だけのものだった。
どんどんJの心が離れていく気がしてた。 前は、私のところに遊びに来てくれたあとは長いメールをくれてたけど 今はもうそんなメールは来ない。 月に1回会えればいい私達だけど、 会うたびにJは離れていく気がしてた。何となく。 だから今回も少し怖かった。
でも夜、電話をくれて 「来週も会えたらいいのに。」と言ってくれた。 少し驚いた。嬉しくて泣きそうになった。 こんなことで、私はとても嬉しくなる。 「また遊びに行ってもいい?」と言ってくれた。 そんな風に思ってくれてるなんて、全然思えなかったから。
Jの為に、できる事は何でもしてあげたい。 こんな風に尽くしてしまう女は、いい女なのかは分からないけど 美味しいものを沢山作ってあげたいし Jの望みはできるだけ沢山叶えてあげたい。
こんな私でいいだろうか。
君が居なくてとても淋しい。 ベッドが広すぎるよ。
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