キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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付き合うって、両想いが前提のはずなのに どうしてこんなに不安なんだろう。 お互い忙しくて電話もメールもなかなかできない毎日。 Jはそんなことあまり気にしているようにも見えない。 多分それが私が不安な理由。 こんなことで不安になってしまうほど、私は乙女だったっけ? こんなの嫌だ!
正直、Jと付き合う前まで、もし恋人ができたらちゃんと好きになれるのか、 ちゃんと人を愛せるのか不安だった。 でも今はその逆になってしまうなんて、恋愛は怖い。 恋愛って恐怖だ。うわおどうしよう。
うだうだ悩んでも仕方が無い。 こちらが転がすくらいの勢いでいかなきゃ! もっと楽しまなきゃもったいないでしょ! 根暗なまんまじゃなにもできない。
そうだ音楽を聴こう。 研究の勉強をしよう。
それでも君を思い出す。 誰かに助けを求めたくてたまりたいのに誰にもいえない。 多分君が助けてくれなきゃ何も救われない。
誰のためでもなくただ自分のために強くなりたい。 私はそんな、愚か者です。
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