キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2006年10月09日(月) 連休。


姉が恋人にとても酷いフラれ方をした。
3年以上も付き合っていながら、最後は散々だったということで、かなり傷は深そうだ。
どうして男と女がダメになったとき、修復不可能な事態にまでなるのだろう。
友情なら、そういう事は滅多にない気がする。
近づきすぎると、それだけ痛みが多いんだろう。


姉はとてもショックを受け、睡眠薬が無いとしっかり眠れなくなってしまった。
一人で居るのが嫌だといい、電車で4時間かけて私のところに泊まりに来た。
私は授業があったので学校に行かなくてはいけなかったので、夜家に帰ると姉が一人で泣いていた。

「とりあえず元気を出すには何か食べないとね」
と言って二人でアメリカンフードの店に行った。
この辺りに、体に優しい食べ物を出す店が少なくてとても哀しい。

私はこの連休にJと会う約束があったので、姉は3日間私のところに居て帰っていった。
本当は一週間程居たかったらしいけれど・・・
私とJも、この連休を逃すと一ヶ月以上会えなくなる気がしたから。


姉が去って、Jが来た。
会うたびに私はどんどんJの方に引き寄せられていく。
Jと居る間、
「私も姉のように、Jに酷いフラれ方をしたら相当凹むんだろうなぁ・・・」
と何度も想像した。
でもあまり想像できなかった。
したくなかったのかもしれないけれど。


姉は当分、「恋愛はいいや・・・」と言っている。
たしかに、今回のことがトラウマになって恋愛を拒否してしまうのは分かる。
早く彼女の傷が癒えますように。

私とJも、いつまでも暖かい時間が途切れなければいいのに。

人間関係はどうして不変じゃないんだろう。

前に進んでも道を外れたくないと思った。





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