キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
indexbacknext


2006年09月29日(金) 君が居る。


今まではどんなに辛くても一人で、それが普通で
疲れた日にはどんな風に過ごしていたんだっけ。
もうあまり思い出せない。
きっとつまらない消化日記(ここではないけど)ばかり書いて、
その日の苦しさを発散させていたのだと思う。


ここ連日、自分のペースを守れなくて、
自分の領域を他人に壊されて、でもそれが仕事なのだと自分で消化して
次の日の研究会や会議の予定を見るだけで
苦しくてしょうがなかった。

毎日誰かに試験されているような気分だ。
社会人になれば、きっとこれが普通なのだと思う。
そう思うと余計に不安が目に見えるように大きくなって
一人では抱えきれなくなる。
「甘ったれ大学生」なのだと自分を責めるけど
どんなに責めても自分を許せない。


ふとPCを繋いで、いつものようにJに電話をかける
「はる。」と名前を呼ばれた瞬間に、私は泣きそうになる。

私も君の名前を呼んで、呼んで、呼んで、
でも今日の嫌な事も昨日の嫌なことも、明日の嫌なことも
具体的には話さない。

私の嫌なこと
君にまで押し付けたくない

君は君の明日を、どうか生きて欲しい。

君の作品達が、世界中の人に愛してもらえる日を
私は心の音が聞こえなくなるまで、ずっとずっと待っているから。












はるか |MAIL

My追加
エンピツ