キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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私の幸せを、喜ばない人も居るだろう。
他人の幸せは、基本的には喜べないものかもしれない。 でも、そうはなりたくない。
私は孤独に慣れていたから、近くの人の幸福もある程度喜べた。 でも勿論、そうでないときだってあった。 私と他者の温度差を感じた。幸せの温度差。 私は冷え切っていた。
Jと恋人同士になれたことで、私の幸せを喜んでくれる人は何人居るのだろう。 それが少し怖くて、あまり報告できずに居る。
人生の中で、他人の幸せをちゃんと喜べる人になりたい。 そして、私も喜んでもらえる側になりたい。 そうなる為には、人を大切にするのは当たり前。 当たり前が、難しい。
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