キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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もしかしたら近いうちに、Jとの恋の結末が見られるかもしれない。 私がもし傷つくとしても、絶対に大丈夫だと思う。 今私はきっとJの前で強い女になれる。 好きな音楽があるからかもしれない。
Jがいつも、核心に迫る言葉を言ってくれない理由はきっと、 Jがそういう風に弱いからだと思う。 確かな言葉を聞いた瞬間に、きっと彼は壊れてしまう。 きっと、元カノにふられたときは死にたかったに違いない。
結局私はずるい奴だ。 Jに、「Jの今の気持ちが知りたいです」と言いながら、私の想いを伝えていないのだから。
でも私、正直自分の気持ちが分かってない。
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