キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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| 2006年03月07日(火) |
今のシアワセよりも上を。 |
私はこのままいくと、大切な人の幸せでさえも喜べない人間になってしまう。 それが怖い。 自分の為にも、他人の為にも、幸せにならなければならないと感じている。
「幸せ」と伝えることのできる人間関係を築きたい。 私はきっと幸せになっても、それを伝えたりはしたくない。 だって私が、他人の幸せを聞いたとき、「淋しい」としか思えなかったから。
そのとき私が本当に幸せだったのなら、その人達の幸福を心から喜べただろう。 でもきっと今は、素直に喜べない。
他人の幸福は、他人のものでしかない。
そんな考え方をする私は、とてもとても冷たい水だ。 氷ではなく流されていく水。
私は、大好きな姉の幸福にも嫉妬する。 姉の幸福を喜べない訳ではない。 けれど、私は彼女と居ると自分が惨めでどうしようもなくなるのだ。 私が、「どんな恋人同士になりたい?」と聞かれたとしたら、「おねーちゃんみたいなの。」 と答えると思う。1番に。
私は彼らの幸せに少しだけ触れて来たから。
私の愚かさや醜さを含めて、私を好きになってくれる人はこれから先居るだろうか。 それとも、恋人同士ではそういうものを隠していくの?
あの彼はきっと、私の陽の部分しか見ていない。
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