キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年01月16日(日) 今住む世界が借りでありますように。

努力を認めてもらえないことがただ、悔しい。
認めてもらえないってことは、そこで私が過ごした時間がなくなったようなものだから。

他人から与えられた評価を気にしない、なんてそんなことが出来る程私は心を無にできないし、何も気付かないような白い天然鈍感ではない。
周りは私を愛してくれるものであるのと同時に、鋭く光る刃の如く私をいつか切り裂くでしょう。


何もかも分かって欲しかった、少し、前までは。

最近思う。
「実は私はこんな人なのよ。」とか
「君が思ってる程わたしは純粋じゃない。」とか、なんで敢えて言ってしまっているんだろうと。
そのままにしておけばそれで済むのだ。


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あぁ、日本の中心に行きたい。
私は今すぐにでもここを電車で旅立って、其処に行きたいのだ。
あの朝のつんとした寒さが今となっては好きだ。
あの朝に冷たい床を裸足で歩き、リビングのドアを開ける。

「おはよう。よく起きたじゃない。」

きっと母親は言う。
暖かいストーブの風とごちゃごちゃした台所。
ぼーっとした目でテレビの画面を横目で見て、「あぁもう10時になるんだなぁ」とか適当なこと考えてる。

ブランチは結局冬なのでお餅になったりして、午後は買い物に行って。
夕食のための鍋の具を買う。


私は冷えたベットの電気敷布のスイッチを入れ、またリビングへいくのだ。
姉が「お茶が飲みたい」と言い出して家族4人で集まって緑茶を飲む。
貧乏すぎないお金持ちでは決して無い、普通の家庭がそこにあった。


今、私が独りだと思うのはいけないことだろうか。


はるか |MAIL

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