キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2004年12月15日(水) 1人、歩く。


前に気になっていた小さい和の公園は、綺麗だった。

立ち止まる足を許すのはたった19年しか生きていないこの体だ。



赤い橋と白い橋があった。
白い橋をわたる前にその下の川を見た。
知らない人も立ち止まり覗いて見る。



急ぎすぎて小さいことは忘れていったのに。
歩くことも忘れて。


眠り過ぎて、かかってきた電話に昔の声で応える。




アキもサナも、そして自分も。
固定化していく概念で生きている。

読み取れるのは、自分と違った至極の幸福と、傷つけられたプライドと、そのプライド。



何もかも否定的に見てみたくなる世界がある。
それは綺麗に包まれているから。







はるか |MAIL

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