キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2004年11月24日(水) どうしてだろう。


私の何処が面白いんだろう、一緒に居て楽しいんだろう。


長い休暇に入ると、連絡をくれる。
遊ぼう、遊ぼう、と私を呼び出す。
昔から変わらない。ずっとずっと続いてる。
二人の間には何があるのだろう。私はよく分からない。
でも居心地は良くて、私は私になった。


彼女は私の友達。
ありがとう。私を必要としてくれて居て。
私は何度も君を傷つけて、冷たくもしてしまったね。

君は傷ついたに違いない。
ただ私が酷いだけだった。
でも時間が過ぎても、彼女は私に連絡をくれる。

「はる、あのね。」
「はる、今度遊ぼう。」
「はる、いつ空いてる?いつ忙しい?」
「暇があったら会いたいね」

どうしてこんなに私を慕ってくれるのか全く分からない。
世界の疑問だ。理解不能だ。


大切なものに気付くのは遅すぎる。
まだ居なくなっていないから思い知らされていないけど。
私はこれから幾人もの人間に出会い、捨てて、捨てられて、好きになって愛して離れていって、離れられて。
分からない事が沢山だ。


大切な人を見失わないように、色々な人と出会うんだね、きっと。
どうか私が愚か者になりませんように。

どうか私が大切な人達を守れる力をもてますように。






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