| 2012年06月12日(火) |
■そもそも人を動かそうと考えること自体チャンチャラおかしいですよ |
《新メールマガジンの創刊号発行のお知らせ》 『そうだったのか! この違いがわかれば、 きっと許せる「男女の違い105」』 の創刊号(第1号)を、配信いたしました。 こちらから読むことができます。↓ 「http://www.kotobasagashi.net/danjyomerumaga.php」 「なぜ、なぜ、女性はいきなり怒り出すのか?そのワケは?」 を、とりあげています。読めば、理由がわかると思います。 少し長いのですが、読んでいただければ幸いです。<(_ _)>
(思うように業績が上げられず)あるセミナーに出席した私は、 講師に向かって、質問を投げかけてみました。 「自分の部下がなかなか思うように動いてくれないとき、 あなたはどうしているのですか?何か秘訣のようなものがあれば 教えていただきたいですが」
講師は半分あきれたような顔をして、こう言い放ったのです。 「何を言っているんですか?そもそも人を動かそうと 考えること自体チャンチャラおかしいですよ。上司というのは、 部下が自ら動こうとする環境をつくることが大切なんです」 (略)
その言葉を聞いた瞬間、私は言葉を失いました。 それまでの私は、 「どうやったら部下を意のままに動かせるだろうか?」 ということばかりを考えていたのですが、 その考え方自体が間違っていたのです。 上司のやり方がどんなに正しくても、部下が納得して、 自ら動こうとしなければ、意味がありません。 そんな状態で、部下を無理やりに動かそうとしても、 短期的にはうまくいくことがあっても、長続きはせず、 望む結果は得られません。 (略)
衝撃を受けてから、マネジメントスタイルをガラリと変えました。 自分が黒子になって、部下をバックアップしていくスタイルへと シフトチェンジしたのです。
出典元 「怒らない技術」 おすすめ度 3 著者名 嶋津良智
セミナー講師に、考え方の違いを教えてもらってから、 その違いに気づき、すぐに「シフトチェンジ」したこと、 このことが、私には、すごいなぁと思えました。
先日、遺伝子関係の本を読んでいましたら、 こんなことが書かれていました。
「人を動かすこと、変えること」は、人間社会においては、 古代からの永遠の課題で、人は、多くの時間を、 「人を動かすこと、変えること」について考えることに、 ついやしていることが多い、というのです。 仕事だけでなく、愛や子育て、夫婦、友人関係でも。
そして、それが出来なかったとき、打ちのめされたとき、 ある人は、「その考え方を変えよう、自分が変わろう」 と自ら気づき、自分の方を変えていき、 さらに「ならば、自分はどうしていったらいいのか?」と、 自ら動き、変わって行くことを選んでいくそうなのです。
しかし、もちろん、そんな人ばかりではなく、 「人を動かすこと、変えること」にあくまでこだわり執着し、 自分を変えず、考え方を変えず、自分を動かさず、 逆にさらなる策を考えて、それをやっていく人も多いようです。 この比率はどのくらいなんだろう、なんて思いましたが、 この比率については、わかりませんでした。
人間社会は、動かしたり、動かされたり、 変えられたり、変わったり、変えたり… こんなことのせめぎ合いなのかもしれませんね。 さてあなたは、どちらのタイプ(に近い)と思われましたか? ■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「びっくり!こんな狭いところにあっても元気な木たち」
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