2010年07月01日(木) |
■「和顔愛語」とは? |
《お知らせ》 「「今日のことば」6月の人気ベスト5」」をアップしました。 今回は、最高は15ポイントで「修行」のことばでした。 ぜひ、確認してみてくださいね。 今回もご協力ありがとうございました。 <(_ _)>
仏教で「和顔愛語」という言葉があります。 和やかな顔で、情を込めて語りかける。 これはお布施のひとつなのだそうです。 お布施とは、見返りを求めない善意のことです。 人付き合いにおいては、 この「和顔愛語」さえ心がけておけばよいでしょう。 これだけで充分、「他人を喜ばせる」ことになり、 ひいては「他人から愛される」ことになるのです。
「たったそれだけのことでよいのか」 と思われるかもしれませんが、つねにこれを心がけるのは、 相当むずかしく、強い精神力が要求させることです。
せっかくにこやかに話しかけても、 相手は不機嫌に応答してくるかもしれません。 しかし、それでもよいのです。 見返りを求めてはお布施になりません。 自分が、自尊心と誇りにかけて「和顔愛語」を実践したなら、 相手の反応がどうだろうと、たいして気にはならないはずです。
出典元 「こころのおそうじ」 おすすめ度 5 著者名 たかた まさひろ
「和顔愛語」は、ときどき、あるいは、機嫌のいいとき、 心が穏やかなときにには、比較的簡単にできるが、 いったん、心が乱れたり、何かあって不愉快なことが あったりすると、とてもできなくなるものである。 また、相手の反応が悪ければ、それだけで不愉快になり、 和やかな顔で、情を込めて語りかけるなどとてもできなくなる。
人は、つねに「和顔愛語」できるほど、 そこまで器が大きくはなく、お布施など… したくてもなかなかできないと思う… 少なくても、私はそうだなあ。 そして、ときとして「怖顔怒語」の方が簡単だったりもする。 その方が、周りの反応があったりして。
でも…仮に、自分の思うようにならなくても、 周りの反応が悪くても、不愉快なことがあっても、 怖い顔で、怒鳴り語などは使いたくないなあ、 やっぱり、和やかな顔で、情を込めて語りかける方が、 ずっといいなぁと思う。 そう思うのだから、心してそうしていこうと思う。
■「ぼちぼち、お散歩日記」↓ 「この道は、不思議な道だね〜なんで?」
ふむ…裏側はどうなっているんだろう、この道は?
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