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2010年06月22日(火) ■プロブレムトークとソリューショントーク

プロブレムトークというのは、たとえば、
やりたいけれどできなかったことについて話すとき、
「なぜ、うまくいかなかったのか?」
「なぜ、できなかったか?」に焦点を当てて質問することです。
すると、相手は、できなかった、できないという
気持ちが大きくなり、萎縮してしまいます。

逆に、「何ができるか?」「どうしたらできるか?」
「どうすれば欲しいものが手に入るか?」に焦点を当てると、
「したいところに行ける」という気持ちになり、その方法は、
具体的に絞られ見つかっていきます。
これをソリューショントークといいます。

重要なのは、解決に向うような質問をすること。


出典元 「「愛」は伝わっていますか」
おすすめ度 5
著者名 鈴木 秀子


プロブレムトークのように、何が悪いのか、何が原因かを
追求すると、相手は、追いつめられ、萎縮し、相手のとの
関係も悪くなり、両者とも、不満が残る会話になりがちで、
相手に不可能感を持たせてしまうそうです。

確かに、そんな追求されるような質問ばかりをされたら、
自分のことを守るために、言い訳しがちになるし、
責められているようで萎縮するし、
ああ、自分はできないかもしれないな、と思うと思う。

ですから、例えば、こんな質問をするといいそうです。
 ・それをやり遂げるために必要な力はどんなことでしょうね?
 ・今までのところで、できていることはなんですか?
 ・何があれば、一歩進むことができますか?
 ・上達したら、喜んでくれるのは誰ですか?
 ・上達した状態をイメージすると、どんな気持ちになりますか?
 ・この問題からどんな未来を作りだしたいですか?
 ・何をしたらうまくいくと思いますか?

このような「解決に向うような質問」は、もちろん、
誰かにするだけではなく、自分にも十分使える質問でもあります。
何かあったとき、問題が起こったとき、失敗したとき、
「解決に向うような質問」を自分にも相手にもしていきましょう。




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