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2010年06月14日(月) ■成功ノウハウを自分のものにするには…

人は、本能的に、現在の状況を維持しようとします。
たとえば、人間の体は外部環境が変わっても、生態の状態を、
一定に保とうとします。わかりやすのが、体温です。
零下の温度でも、40度を越えるような灼熱の暑さでも、
人の体は一定の体温を保とうと機能するのです。
これを「ホメオスタシス」といいます。

脳も同じです。
意識では「変わろう」と思っても、潜在意識では
現状維持をしようとするベクトルが働きます。
そのため、考え方や習慣を潜在意識のレベルから更新することは、
時間がかかるので、まずはじっくり取り組むことが大切です。

そのうえで、より効率的に成功ノウハウにはどういうものがあり、
それを身につける際にどのような点が問題になるのか。
さらには、自分のパーソナリティを知り、それに合った、
成功ノウハウを実践すること…それが、成功ノウハウを
本当に自分のものにするために必要になってくるのです。



出典元 「成功本はムチャを言う!? 」
おすすめ度 4.5
著者名 新田 義治


たとえば、具体的にいうと、
「イチロー選手の練習方法の目的と効果をきちんと押さえ、
 自分に合うようにアレンジして組み直すこと」
というようなことが大切で、成功体験を参考にしながら、
自分なりに再整理し、できるものを抽出して、
自分に合うように、作り直して実行していくことが
大切だということです。

ただ、やみくもに、表面的なことを真似するのではなく、
(表面的に真似をしても続かないし、身につかないので)
なぜ、そうやったらうまくいくのか、
なんのためにそうするのか、目的は何か、
そして、自分の場合なら、どうするか、どうしたらいいか、
これなら出来そうだ、これは無理かも…でも、
こうアレンジすれば、できるかも…などなど、
やはり、自分にあったものにしていく必要があるという。
そうしてこそ、現状維持機能をはずせて、習慣化し、
その行動が継続できていくのだということです。

私の体験でいえば、一度や二度では自分に合ったものには
再構築できず、やってみては効果測定をし、直し、
また、組み替え…それでもなかなか思うようにはいかない、
にもかかわらず、続けていく…
そんなことの繰り返しの中で、何かをつかんでいく、
そして、自分のものになる、というように思えます。
なんでも、表面的なことを真似するだけでは、
身に付かないというのが実感です。
じっくりいきましょう。




■「ぼちぼち、お散歩日記」↓
「道端の…「なんだか、変?だね〜」」

またまた見つけた、どうでもいいけど…変なもの。
気になるんだな。

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